理か

前科者の理かのネタバレレビュー・内容・結末

前科者(2022年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

追記を書きました


wowowで1~4を複数回観ても良かったので
是非劇場版もと、鑑賞した。
有村架純の演技は上手いし、違和感ないのだが、保護司としての言動として考えると、年齢的に若すぎるように思った。
特に今回、
特に終盤森田剛が待つ病室に乗り込む場面でのセリフは、20代の女性が殺人の犯罪歴があり担当弁護士を殺す可能性のある年上の男に言えるものではない。半年顔を合わせていたからといって連続殺人犯の弟と行動を共にしていた男である。病室から出て来る時も若きヒーローのように映されていてますます違和感。
どんな犯罪でもちょっとしたきっかけで大きくなるかとも思うが、TVドラマ版ぐらいの保護司ならぎりぎり身の丈に合ってそうだが、映画版だと5,60代の人生経験豊富な俳優が適していると思った。不勉強だが、若さの弱さより人生の様々な事を経験した包容力の方が必要ではないか、と感じた。ただ、保護司という無報酬の人助けを理解するきっかけとしてはいい作品だと思う。
有村架純の花で観客動員を狙ったのだろうか。年配の男性が多かった。

追記:
ドラマで渡瀬恒彦さんが保護司を演じてられるのを観ました。元刑事だったので事件も絡んでいました。保護司として担当している方が事件に巻き込まれるのを次々と解決していき、殺人事件の犯人になりそうな人をも真犯人を見つけ救います。
有村架純さん渡瀬恒彦さんお二人共私生活の出来事が原因で保護司になり真面目に真摯に対象者の更生を願い援助しています。
しかし、人生経験が違います。辛い事苦しい事をたくさん経験して人の辛さ苦しさを深く理解して諭したり助けたりしています。
やはり、保護司という人助けには年齢が大きく影響すると思いました。
理か

理か