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渇きと偽りのshuntaのレビュー・感想・評価

渇きと偽り(2020年製作の映画)
4.5
連邦警察の主人公に訃報が入る。
若い頃の親友だったルークと妻、子どもが死んだ。
地元警察や町のみんなはルークが妻と子を殺して
自殺したと考えていた。農耕を営むルークが
歴史的な干ばつに襲われ、経営難に…という
ストーリーが描かれていた。

主人公は管轄外だったが遺族から依頼があり
捜査をすることに。なぜなら主人公には、
過去の事件で断れない事情が。
過去の事件と今回の事件…。
捜査が進むに連れてつながりが…。
事件の真相はいかに。犯人は。事実は。

田舎のいやらしいところがいっぱい。
仲がよさそうで、みんな互いを勘ぐるところ。
わたしには住めません。
広大な映像なのに、住む人たちの心ときたら。
人間関係や過去にしばられ、よどんでいる。
だからなのか、みんな怪しく見える。
だからおもしろい。どんな結末なのか…。

主人公にとっても過去の事件が人生の岐路に
なっているから、きちんと過去を精算できた?
ことは良かったと思う。

そして1番怖いのは町の人の手のひら返し。
いやぁ人って怖いわ。
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