最高のホラーシーンを観てしまった!って話…
しかもそれは本編ではなくて予告なんだけどね(笑)
入江悠監督のオール韓国ロケで撮られた「聖地X」…
おれは随分前からユナイテッド・シネマに行く度にこの予告編を観ていました。入江悠監督は好きな監督だし観てみようかな?と思ってたらその予告にこんな注意書きを発見しました。
「当劇場での公開はありません」
なんだよそりゃ?
今時の配信映画の広告だった訳だ。
問題はこの予告に流れる最後のカット…
大きな木のある庭みたいな場所…古井戸みたいなものがあってその脇で何かが動いている!
とにかくこのカット…絶妙なんです。
そのカメラの引き具合と問題は時間!
ほんの一瞬なんですが「なんだ?」と目を凝らした瞬間に終わる。そして「聖地X」のタイトルドーン!
毎回映画を観に来る度にこの予告編が始まると目を凝らして集中するんだけど古井戸の横で何か人ならぬモノがクネクネ動いてる!
結局何かわからない。
人間…何が怖いって何かわからないものが一番怖い(笑)
他の皆さんはどう感じるのかは分かりませんがおれはこのカットがなんか怖くて怖くて(笑)
もう夢にでも出てきそうな勢い。
おれはこの予告編を作った人…すごいと思うんですよ…監督か助監督か下請け会社か分からないけど…
理解不能ギリギリのシークエンス…
そして先日TSUTAYAにレンタルで出てるのを発見!速攻で観ました。
まぁ予告編の例のシーンも謎が解けた訳ですが…
なんか掴みどころのない不思議な映画でおれはすごく面白かったです。予告編ほど怖くはありませんでしたが…よくわからないものは怖いという点ではそういう映画でした。
おれが感じたのはこれは今の「呪怨」…
その流れのJホラーの到達点としては清水監督が最近精力的に作られてる「村」シリーズなんかよりこっちの方が正解なのでは?
もはや脱力コメディに近いホラー…
おれはそう思ったわけです。
クネクネ(笑)