7子

フランスの7子のレビュー・感想・評価

フランス(2021年製作の映画)
-
とにかくレア・セドゥの顔。後半はクローズアップしては泣きクローズアップしては泣きの連続で、回数数えとけばよかった。上演後のトークで、監督が「レア・セドゥは演技ですばやく涙流せるから」と言っていたという話があった、散りばめられていただろうそういう細かなシニカルさを説明なしに汲み取ることが私にはできなかった、、終盤、玄関入って正面の、男性二人が描いてある大きな絵には「THERE」とあり、その後すぐに「今がだいじ」と言われてゾッとする。題材としてはジャーナリズムに切り込んでいるものの、映画自体が俳優の顔芸や派手な演出ばかりなのもいまいち腑に落ちず、結局監督自身はどう思ってんのん?という(ある意味、この過剰な演出は自虐であり、下手に無自覚な演出と感じられてしまうドキュメンタリーよりはよっぽどいいのかもしれないが、、)
7子

7子