私の中では「スタンド・バイ・ミー」と同じ類いにある作品。
モンタナ渓谷の自然の美しさと
牧師である父親から教わったルアー·フィッシングに馳せる思い出。
同じ親で同じ環境で育てられても
異なる性格に育つ兄弟って不思議なものです。
兄が好きな女の子に「面白みがない」と言われても
やんちゃな面を持ち 借金まみれな弟でも
お互いが敵わないというモノがあり
2人にはそれぞれが持つ良さがある。
兄が故郷を離れて一緒にへ来ないか?と誘っても
自分の中に流れている川に沿って生きるのがいいに決まっている事は
自分がよく分かるもの。
しかし 弟は激流に飲み込まれてしまいます。
川の流れが留まらないように
人生は続いていく。
しかしながら 時にはあの場所に戻り
水から上がり 立ち止まってももいいのだ。
スペシャルなあの場所で 大切な人を想い 人生を振り返るのも必要。
川のせせらぎの恩恵を私たちにも与えてくれて
心の静寂と安寧をもたらしてくれる
人生を川になぞらえた物語。
そして ブラピー!!!
美しいの。