リラリオ

霧の中のリラリオのレビュー・感想・評価

霧の中(2012年製作の映画)
2.8
第2次世界大戦中、ドイツ占領下のソビエト、ベラルーシの村で妨害工作をした罪で3人のパルチザン闘士が処刑される。

処刑された3人と一緒に逮捕された鉄道員のスシェニャは1人だけ釈放される→パルチザン組織「なんで1人だけ…裏切りやがったな!」→処罰を命じられた2人の処刑人コーリャとボイチック、スシェニャを家から連れ出す。

「わかってるだろ?」→「何もしてねーべ…」→「釈放されただろ?」→「そうだ…処刑された方がよかった」→森の中へ→「砂地か沼地、どっちがいい?」処刑場所を選択させる→砂地をチョイス→移動→「お前、見張っておけ!」ボイチックに見張りをさせる→穴を掘らせる→銃口を向けられる→人生オワタ…。
銃声が聞こえる→「ん?」→ドイツ警察と銃撃戦に→逃げ出し身を潜めるスシェニャ→静かになる→戻る→倒れているコーリャ→「大丈夫か?」→がっつり腹を撃たれ虫の息。

はぐれていたボイチックと合流→「何があった?」→「ドイツ警察に撃たれた」→「お前が撃たれりゃよかったのに」
そして…いきなり始まるコーリャの回想シーン(途中まで回想シーンと気づかず…)「俺はドイツのためにトラックを作ったんじゃねぇ!」反逆のコーリャ、ドイツ警察のトラックを爆破し、村を去る。

スシェニャがコーリャを背負い移動→「てか背負って移動無理じゃね?」→近くの村に行き荷車を探してこいと言われる→「やっぱ俺が行く。お前は見張っておけ!」ボイチック、荷車を探しに村へ向かう。
コーリャ「…なんでお前を家で殺さなかったんかな…マジ後悔…もし殺していたら、俺は死なずに済んだ…」恨み節→「裏切り者!」→「違う」→「じゃあなぜ釈放された?」→「自分でも、なぜだかわからなかった…でも…次第にわかってきた…」スシェニャは、コーリャを誘き出すためのおとりだった…。

スシェニャの回想シーン…
スシェニャは止めるが、仲間が妨害行為→スシェニャ無実の罪で逮捕される→ドイツのスパイになることを強要される→拒否る→「死にたいんだな!君には別の死を与える!」→翌日、なぜか釈放される→処刑された3人は英雄、スシェニャは村の嫌われ者に→嫁「処刑されるべきだった!」→自殺を考えるが、死んだら死んだで悪口言われるのでやめる→もう生き地獄…「生きていてもしょうがないんだよ…」→「…」返事をしないコーリャ→「おい!」→コーリャ、死亡。

村はドイツに占領→ボイチック、荷車諦める→森の中へ→いきなり雪からのボイチックの回想シーン。
手ぶらで戻る→逃げなかったスシェニャに驚く→「遺体を隠したら去る」→「どこへ行く?」→「俺はアジトに。お前はドイツ人の所へ戻れ」→「アジトに連れていってくれ!」→「…歓迎されっぞ…」→コーリャの遺体を狙うカラス→「コーリャは置いていけない…」→「お前が背負え」2人はパルチザン組織のアジトに向かうが…。

死ななかったことが破滅の始まり…
運がいいんだか悪いんだか…。
真っ暗なシーン多(メチャ見づらい)、余計な長回し、急な回想シーン、逃げないド真面目なスシェニャ…全てにイラッとしました。
127分もいらなくね?な映画でした。
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