前半は退屈でこれはハズレかなと思っていたら、二転三転するストーリーとキングスマンを彷彿とさせるアクションが面白く、見応えがありました。
また、前半はつまらなかったけれども後半から急に面白くなり、ある一定以上のクオリティは保たれていたので、流石マシュー・ヴォーンといった感じの映画でした。
ただ、豪華キャストが売りで、ジョン・シナを起用しているのにアクションがなかったり、ヘンリー・カヴィルの出番が少なかったり、不満点もありました。
サム・ロックウェルは何を演じても上手く、今回もやはり芸達者で引き込まれました。
また、ブライス・ダラス・ハワードも新境地を開拓し、光る演技を披露しており、好印象でした。
キングスマンには劣るけれども魅力的なアクションと、騙し騙されのスパイ映画で見所はありましたし、感動的なドラマもあったり映画館で観る価値のある映画なのは良かったです。
続編もあるようですし、ワクワクさせるサプライズもあったり、これからが楽しみな映画でした。
