けーな

ARGYLLE/アーガイルのけーなのレビュー・感想・評価

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)
4.1
マシュー・ボーン作品、好きなので、今作も面白かった。コメディ色強いアクション物は、あまり好きじゃないのだけれど、マシュー・ボーンのノリは、好みに合っているので、今作も、とても良かった。

まず、このジャケ写の立ち位置が、主役順だと思っていたから、そうでなかったので、びっくり。サム・ロックウェルを好きなのだけれど、ちょこっと出るだけだろうなと思い込んでいたので、ほぼ主役だったから、これまたびっくり。サム・ロックウェル、かっこよかった。

主人公は、ブライス・ダラス・ハワードが演じるエリー。この女優さん、やっぱりお父さん(ロン・ハワード)に似てるなぁって思った。

後半のダンスしている雰囲気の戦闘シーンが、ふざけ過ぎかなと思ったけど、サム・ロックウェルだから、許す。スケート(?)のシーンも、スケートを観るのが好きなので、楽しめた。

小説と現実が交差する作りなのが、なかなか良くできていて、ただふざけているだけじゃない高度な作りだと思った。

ビートルズの新曲「Now and Then」が、さっそく使われているのが、すごい。「これ、私の曲」、「いや、僕たちの曲」って言うところが、良かった。過去を思い出す2人の心情を歌に合わせて描写しているなんて、なかなか深い。

次回作もあると思わせるラスト。楽しみだなぁ。ヘンリー・カヴィルが、今後どのようになっていくのか‼︎

今日は、WOWOWでアカデミー賞受賞式を観てから、今作を映画館に観に行った。 助演男優賞のプレゼンターのうちの1人が、サムロック・ウェルだったので、嬉しかったし、衣装デザイン賞のプレゼンターを、全裸で行ったジョン・シナが、今作にも出てきて、またまた、びっくりした。
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