マッサージ屋2号店

バトル・ロワイアル 特別篇のマッサージ屋2号店のレビュー・感想・評価

4.0
『蒲田行進曲』深作欣二監督作品。

シリーズ第1作目。
この第1作目自体は『劇場公開版』と『特別篇』と『3D版』があるのですが、私はそれぞれ映画館で見てまして(笑)
今回は通算4回目の鑑賞です。

最初見た時はかなり衝撃的でしたね。
クラスメイト同士で意味なく殺し合うというストーリーに、どう理解しようかと思いました。
これは学生の時に見ていたらしんどいな〜とか考えてたような。

改めて見たら特に灯台内のシーンはキツイ。
女子同士ですが友達だと思って組んでた数人があるきっかけで急に殺し合うという。
いかに友情なんて脆いものかと思い知らされる。

安藤政信や柴咲コウらの売れつつある俳優さん達が作品を上手くリードしてますが、やはりビートたけしの無機質で不気味な演技が恐ろしい。

今作がその後の無意味に殺し合う映画たちに多大な影響を与えたとなると外せない作品ではあります。