来夢

クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイアの来夢のレビュー・感想・評価

3.3
続編感ゼロのインタビュー・ウィズ・ヴァンパイアの続編。
亡くなってしまったアリーヤには申し訳ないけれど、微妙な作品です。
劇場で観たときはそこまで酷い感じはしなかった(微妙ではあったけれど)から、技術的な進歩で今観たらーってのはあるかも知れないけれど、いやしかしね。まず主人公のレスタト、キャストが変わったのは仕方がないけれど、キャラクター的に前作と別人じゃん? まぁでも続編としてみなければそこは目を瞑れる。アリーヤは綺麗だね。唯一の見所。ただ、最強キャラとしてはやや地味。特にラストのバトルは最早雑魚。そして何よりストーリーが。前作のような刹那的な要素はなく、簡単に言うと「私がこの世界の神になる!」「そうはさせるか!」って感じのはなし。なんじゃこりゃ感。あ、あと忘れてしまいそうだけれど忘れてはいけない微妙なヒロイン。
色々残念だ。

当時流行ってたミクスチャー、ラウド、メタルな音楽が沢山聴けてコーンのボーカルも出てるので好きな人は楽しめるかもね。

ちなみに原作の4作目の映画化権をロン・ハワードが~ってニュースが出てから動きがないまま、今度は原作者がシリーズの映画化権を取り戻したとかでシリーズドラマ化~ってはなしが出てるので、そろそろ新しいヴァンパイア・クロニクルが観られるかもね。なんだかんだで観てしまうと思う。
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