このレビューはネタバレを含みます
裏切られる結末で面白かった。ガリレオシリーズの映画はいつも切ない。
人間関係の絡みあいは面白かったけど、歌の才能があり将来を嘱望された歌手の卵である女子高生が、それまで優しくて思いやりがあり彼女を大事に思っている場面しか描かれていなかった彼氏との間で既に妊娠していたという展開はちょっと受け入れ難かった。それまでそういう場面はゼロなのに歌の先生の夢が重かったとか先生の奥さんが嫉妬していたと被害者が告白してそういう理由で歌を辞めるという。そこの部分だけちょっと無理矢理だと感じた。たぶん小説を読むとそこは理解できるんだろうけど、事前に読まずに鑑賞するとそこは理解し難かった。
椎名桔平が時々おいでやす小田に見えてしまった。