のりまき

レリックののりまきのレビュー・感想・評価

レリック(1997年製作の映画)
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「なんでこのいい加減怪物パニックが嫌いじゃないのかなー?雑な台本だよな」と思いながら視聴。要は立場や性格の違うものが同じ窮地に直面するという懐かしのシュチュエーションがたまらないのかも。ヒロインは平凡ながら、『NCIS L.A,』でお馴染みのリンダ・ハントがいい味出してるし、いかれ具合が気持ちいい車イスの館長もいい。イライラさせるのが名人芸並みのアジア系ライバルもグッジョブ。わんこと愛犬家がいるのもポイント高い。

『ザ・ゲスト』『カースト』と遡ってここに到達。密閉された人工娯楽空間でラストバトル。これは暗いと不評。上に上げた2作とは違い大人が主役。しかしモンスターの造形といい、キャラの設定&キャスティングが地味でユニーク。演出面でもトム・サイズモアが演じる無骨な刑事が敷きたてのレッドカーペットを踏みつけるシーンなどのニヤリとさせるもの多数。
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