NIELSEN堀内

ブレードランナー ファイナル・カットのNIELSEN堀内のレビュー・感想・評価

5.0
ケバケバしいネオン街の猥雑さと近未来的なシャープな構築美が対称的。ファッション界でも此の映画にオマージュを捧げたコレクションは数知れず。レプリカント・レイチェル演じるショーン・ヤングのスーパー肩張りファッションが斬新。

ヴィジュアル面以外でもラブロマンス的な要素も素敵です。デッカードとレイチェルのあのシーンは映画界歴代屈指のラブシーンだと思います。

バージョン違いで幾つか有りますがファイナルカット版が一番自分にはしっくり来ました。夢の中のユニコーン追加、ラストシーンをあの場面で終わらせるのが想像力を掻き立てられます。画面の照明やスモーク、画質もファイナルカット版の方が雰囲気有りましたね。(オリジナル劇場版はもっとクリアでした)
NIELSEN堀内

NIELSEN堀内