健一

最後の決闘裁判の健一のレビュー・感想・評価

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)
3.0
スティーブン・スピルバーグ。
マーティン・スコセッシ。
そして、本作の監督
リドリー・スコット。
40年以上のキャリアを誇る大ベテランの監督の中で、私が『全ての監督作を鑑賞している』のは この3人だけ。
意外と少ないな。
特にリドリー・スコットは30年以上も前から推している監督で、87年の「誰かに見られてる」から全て劇場にて鑑賞している。
そんなリドリー・スコットが マット・デイモン&ベン・アフレックと脚本&主演でトリプルタッグを組んで挑んだ本作。
否応無しにも期待が高まる。
リドリー・スコット監督 現在83歳!
一流のスタッフ、キャストに支えられているとはいえ この年齢でこの規模の作品を作ってしまうのだから ホント頭が下がります。
これからも末永くお元気で!

さて本作!
いわゆる『真実とは・・・』ってやつ。
妻を乱暴され怒り狂う夫にマット・デイモン。
妻に「フリー・ガイ」が記憶に新しいジョディ・カマー
妻を乱暴したと疑われる夫の友人にアダム・ドライバー
そんな3人を 上から見ている ベン・アフレック。
まぁ、言うなれば「羅生門」みたいな作品。
目撃者もいない為、決闘によってどちらかが正義かを決める『決闘裁判』にて真実を明らかにする。というもの。
実話らしいです。

結構 地味な作品。
14世紀のフランスを忠実に再現しているロケーション、豪華なキャスト、ラストの壮絶な決闘シーン。
所々見所は用意されてはいるが、かなり地味に淡々と話は進んでいく。結構見入ってしまったのは確かだが、この内容で153分はちょっとシンドイ。
劇中、特に大きな盛り上がりも無く 大きな感動も無く 大きな興奮も無く・・・
なんか さらァーーっと 終わってしまった印象。
主演の3人、監督のファンでも何でもない人には ちょっとおすすめするのは難しい作品かな。

実は私は本作より 来年1月に公開されるリドリー・スコットの新作「ハウス・オブ・グッチ」のほうが楽しみだったんです。😅


2021年 10月15日 8:40〜 (公開初日)
グランドシネマサンシャイン screen 2
💺111席
客入り 私を含め10人。

ガラガラ。
本編鑑賞前の予告編で「最後の決闘裁判」を観に来ているのに「最後の決闘裁判」の予告編が流れた。
意味ある?
しかも「大ヒット上映中」だって。
今、公開初日の初回前なんですけど。
しかも 10人しかお客さんいないけど😅。

鑑賞後出社。
健一

健一