元旦に早々とアマプラに来ると知って観たかった作品、ようやく観れた!
「羊じゃない何か」が産まれる、という前フリだけを知った状態で観ましたが、なるほど…!
骨格はハリウッドっぽいというか、寓話というか。
だけどアイスランドの風景がすべてを超えて来ています。
神々の山嶺 みたいなワードが浮かんだ(そういう映画ありましたよね…?観れてないんですけど)
高地の綺麗な風景と人の居なさ、そして終始風の吹くような、しかも爽やか系じゃなくて不穏な感じの音がする音響…めちゃくちゃ物語にマッチしてました。
ちょっと「TITANE/チタン」に似てるかも…?最初にカンヌのロゴが出てましたが、まさに!(チタンもそうでしたね)
最初に書いたように、これハリウッドだったら醒めて全然つまんなかった!ってなりそうな所ですが、何故か?妙に私は好きだった。
人が全然出てこない、不穏、無さそうでありそう…好きな要素が詰まってた。
説明がほとんどないのもその要素の一つかも。
アダはアダムとイブのアダ?
マリアが出てきて、ふと思った。
幸せは人それぞれ、と思ったけど…
ギフトはあくまでギフトであって、所有物ではない、という事か。
人は思うように操れても、神の領域を超えてはいけない。
コクソンに続き、宗教性の強い作品を観てしまった。
実は結構好き。
感想読んで追記)
これ、A24だったんですね…!うわぁ、めちゃめちゃ納得。
(だから好きだと思ったのか!)
ちなみにペートゥルのリアクションには思わず「そうだよね!そうだよね!」ってなった(笑)