けろよん

少年と自転車のけろよんのレビュー・感想・評価

少年と自転車(1965年製作の映画)
3.8
父親から養護施設に預けられ、いつ会いにくるのか待つ日々
少しすればまた父と暮らせると信じていた少年シリル
それが父親にはその気がないことを知りショックを受ける

ひょんなことから少年と出会ったサマンサという美容師の女性
彼女が週末だけ里親になることになる

縁もゆかりもない子供を預かるなんて、私には絶対ありえない(元々、子供が苦手だったからね)

サマンサはなぜそう決心したのか?
同情?
それにしては、あまりの責任がありすぎる

おかげで
道を踏み外しそうになったシリルだけど
自分を愛してくれる(見ていてくれる)存在を感じきっと、これから真っ当な人生を歩いていける

そんなまとめでよいのかな🙄

ラストシーン
「おいおい、ここで終わっちゃうの?」
「楽しいバーベキューの姿だけ見たかったー」
と、名残惜しさでいっぱいでした。

今回の主人公シリル役は

オーディションに合格したトマ・ドレ君(当時13歳)
この映画では、あまり笑顔がなかったけれど
それだけに
少年の繊細な心情を際立たせます
けろよん

けろよん