Amber

翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~のAmberのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

2024年の映画鑑賞3本目は『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』。宣伝攻勢に負けて、ついに観ることになった。1作目の時からそうだったが、ダサイタマを逆手にとって映画化するなんてと、偏見を持っていて、関心がわかなかったが、2作目は杏が出ているので、ちょっと気になってはいた。最近になって、やはり埼玉県人として観てみたくなってきた。最初は大晦日に観る予定だったが、大原櫻子のインスタライブで事情が変わり、1月2日に変更になった。初笑いとしてもってこいの映画なので年頭に観るのもいいだろう。

1作目を観たら、コメディをシリアスに演じているのが何とも言えず可笑しく、特に二階堂ふみの演技がたまらなかった。偏見から一転、『翔んで埼玉』に嵌ってしまった。何か中毒性がある気がする。

1作目の池袋のきらびやかなSEIBUとTOBUを見て、未来の話かなと思っていたが、2作目では武蔵野線を造る話になり、そうなると過去の話ということになってしまう。ということはパラレルワールドの話なのかなと思った。

杏は私の好きな俳優の一人だ。もともとは渡辺謙のファンなのだが、昔、渡辺謙の出演作品のメイキング特番で、まだ子供の杏が渡辺謙の撮影現場の教室についてきて、宿題か何かをやっているのを観たことがある。その少女がやがて俳優になり、渡辺謙譲りの気迫のある演技を観て、杏のファンにもなってしまったのだ。だだ、今回のコメディな演技は、他の俳優に比べると、何か無理をして演じているように見え、あまり好ましい演技には思えなかった。

私の住む越谷に海を造るという話が出た時、レイクタウンのことかと思ったが、しらこばと水上公園だったので、ガクッときた。
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