もももげ子

THE FIRST SLAM DUNKのもももげ子のレビュー・感想・評価

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)
5.0
声優陣を代えた意味。
懐古でなく、これは現代に生きている物語なんだなぁと思った。
リアルやバガボンドを経た井上雄彦だから描ける人の傷みと深み。ひとの人生。

しあわせな気持ちで胸がいっぱいになった。あの山王戦が映像化されたこと。彼らが動いていること。「キャラ」じゃなくて、皆生きてる。誰よりも井上先生が彼らを愛しているんだということが伝わり、震えた。

シュートの入り方、ネットのゆれるさま、ゴール下のポジションの取り方、足の入れ方や角度、プレスのうざさ、ファールでないレベルの手の出し方、強いチームの応援の圧や雰囲気… めっちゃリアルで胃が痛くなる。(バスケ経験者ならわかるはず。笑)
CGアニメ?映像技術の進化はすげぇわ。
そして、パンフも映画製作についての本もまんまと買ってまったわ!全く悔いは無い!!
------
まず、映画のオープニングでサラサラ描いたヤツらがチバユウスケの唄声と共に動き出すところで「ぬをーーー!!!」ってテンション上がって心の中で両拳を突き上げてたよね(笑)。
もっかい見ようかな…映画館で見たいよな。タプタプシールも欲しいな。