もももげ子

パーフェクトブルーのもももげ子のネタバレレビュー・内容・結末

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

パプリカ同様、現実も夢も妄想もすべてわからなくなる。
時代を感じる部分と、斬新と感じる部分。
映像がリアルすぎるものよりも、むしろ人間味を&リアルを感じられるアニメ。そろそろこっちに回帰する勢も多くなっているんじゃないかな?
(ゲームもファミコン、ドット絵の方が好き。記号化されたものの方が余白が多い分、想像の幅がひろがる)

ところでリアルってなんだ?
すべて夢か妄想かもしれない。
人はそもそも曖昧なものなのかもしれない。
記憶も人格も…

刺されるシーンとか痛すぎる…
まじで怖い。夢で追っかけられそう…

そして、唐突に明るいラストのセリフ〜エンディング曲!
……なんだったんだ??あの殺戮が嘘のよう。
あ、映画だったね。そ、そうだよね。(笑) みまちゃんイイ演技だったよ。

実は全部映画でしたー!なendでは無いとすると、内容的にはそれなりに女優として成功したという結末。
つまりは、あんな殺戮があっても乗り越えて成し遂げたってことかもしれない。女って強い。こえぇ…


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