ひさかた

THE FIRST SLAM DUNKのひさかたのレビュー・感想・評価

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)
4.7
何もなかった俺には、バスケしかなかった。バスケだけがあった。
才能があって将来が期待されていた兄が亡くなってから、力の何も無い俺にはどうしようもない日々が続いた。父を失った母は立て続けに兄も亡くし、それでも幼かった俺には何もできない。
バスケがしたかった。兄が過ごせなかった日々を埋めるように、いやそれでも確実に俺の意思でバスケを続けてきた。
今、かつて兄が憧れた舞台に立つ。

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スラムダンク世代からは完全に外れてて、アニメもマンガも全く内容がわからない中で。まーた日本のアニメ史が揺らいじゃった…。犬王に続き、日本のアニメ映画の未来は明るいですね!

ストーリーは王道。個人的に宮城くんの人物設定がどストライクだったのでというのもありますが、家族の話はやっぱり泣いちゃいますね。
試合シーンは圧巻!モーションキャプチャーでこんなにリアルだけどちゃんとアニメーションを維持しているシーン撮れるのか…すごい。
エフェクトも上手かったですね。フィルターをかけて上手く3Dモデリング感をなくしてるのかな?かなりアニメーションに近かった。
宮城くんとそうちゃんの背番号に捧げる4.7で!
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