Shu

アステロイド・シティのShuのレビュー・感想・評価

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)
3.0
ウェス・アンダーソン監督の最新作「アステロイド・シティ」観てきた。
1955年、アメリカ南西部の砂漠の街アステロイド・シティ。隕石が落下して出来た巨大なクレーターが観光名所となっているこの街に、科学賞を受賞した5人の少年少女とその家族が招待される。参加者たちそれぞれの思いを抱える中で授賞式が始まるが突如、空から円盤が現れ宇宙人が降りてきたからさぁ大変てな話。
アンダーソン監督作の常連組のジェイソン・シュワルツマン、エドワード・ノートン、ティルダ・スウィントンらに加え、スカヨハ、トム・ハンクス、“バービー”ことマーゴット・ロビーと豪華なキャスト陣。
今回も相変わらずのシンメトリー構図に横PAN、そしてハーフトーンのカラーグレーディング。
動くイラスト集のような映画。ところがストーリー展開はちょっとかったるい。もっと前みたいな毒気が欲しい。前作「フレンチ・ディスパッチ」の時ほどではないが情報量多めで目が追いつかない。途中でちょっと眠気が…
ウェスといえば舞台を観ているような感覚になるのを今作では逆手にとっているは興味深かったかな。
私の中ではウェス監督作は今のところ「グランド・ブダペスト・ホテル」がピークかな。
観ていてまぁ楽しいっちゃ楽しいんだけどね。
にしても“北条時行”が謎だったなw
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