【ハリウッドでお人形遊びをガチった結果】みたいなことをずーっとやり続けているウェス・アンダーソン監督がほんとにすごい。
観衆に「こんな景色(こんな色合い)を共有したい」ってものがあって、それが尽きることはなく、こちら側は、かわいいかわいいかわいいの泉で溺れそうになる。その勢いは止まらないし変わらない。
全カットをポスターとしてプリントしても捨てるところがないようなインテリア映画だった。今作も。
いつまでも夢の中にいたくて気付いたら2回連続で再生してた。
寝ている時に見る夢も、こうやって誰かに新しい色を教えてもらってカラフルなものになっていくのかもしれない。
眼福。
それにしても、スカーレット・ヨハンソンが神がかっていた。大女優の輝きというか、もはや発光してた。
CHANELの5番がデカすぎるのには笑った。大五郎かよ。