このレビューはネタバレを含みます
なーるーほーどー!これは、話がおもしろいというか、制作が全ておもしろいです!
一年間の中の1日(佐伯照生の誕生日)を、行ったり来たりしながら6年間振り返りながら話は進むのだけど、くだらないことで二人してお腹を抱えて笑ってた水族館も、商店街?のとこでダンスしてたのも、それぞれの今があるのを知ってると、とんでもなくせつなかったです。
あんなに仲がよかったのに、どうして肝心なところですれ違ったまま、そのままになってしまったのかと。
照生も夢に一生懸命だった分、それが目指せなくなると思った瞬間、きっと何も考えられなくなっちゃってたんだよね。きっと、人生で一番といってもいいくらいの衝撃を受けた時期。
支えたいと思った気持ちは分かる。でも、ちゃんと伝わらなくて、責められてるように感じちゃったのかな?でも、大切な目標を失ったことを整理するのに、二週間じゃ足りない気持ちも分かる。
でも、葉の一途な思いに気づいたとしても、照生が弱みを見せられなければ、きっと結末は同じだったのかもしれないな。葉の前でもポロリとでいいから泣けたら…今、どうしたらいいか分からないんだと話すことが出来たら…少しずつ生活(結婚)に進めたのかもしれないな…
そしてラスト…そうなんだ〜!いいひとなんだろうけどね。でも、照生のときほど笑ってないのが気になる!幸せなんだろうけどね。でも、引きずらないでって最初言われてたけど、引きずってるんだね〜ナイショで🤫。
どっちもどっちでせつないな〜でも、それに似た思いは、みんなどこかに持ってるのかも。それでちょっと、思い出しながら、今の生活を大切にしているのかもな〜。