『祈りの幕が下りる時』福澤克雄監督作品。
第二次世界大戦中に命令で米国兵の処刑に携わった罪で投獄された男の物語。
劇場公開時以来、15年ぶりに鑑賞しました。
もともとは1958年のテレビドラマで放送されたもののリメイク。
そのオリジナル版は未見なのですが、あまりにも有名な話でオチだけは初見時も知った状態での鑑賞でした。
久しぶりに見ましたが理不尽な成り行きで逮捕され軍事裁判にかけられた清水豊松を演じた中居正広の熱演に改めて感心しました。
当時はSMAPでトップアイドルだったにも関わらず坊主になり、体重もかなり落としたようで。
終盤からラストにかけての演技は鬼気迫るものがあります。
ただ、どうしてもバラエティ色が強い人なので重い話なのに軽く見えてしまうのはな〜。
実話ベースですしこういう面での戦争の恐ろしさを知るには良い作品でしょう。
