ぴよぴよ

ジェームズ・ボンドとしてのぴよぴよのレビュー・感想・評価

ジェームズ・ボンドとして(2021年製作の映画)
4.1
不覚にも3度泣けた💦

最初はボンド役就任時、数々の批判や中傷に晒された彼の姿を目の当たりにした時。次はボンドが「スカイフォール」でMを抱きしめるシーン。そして最後は新作の彼の去り行く姿。

過去4作品の名シーンと共に、撮影時や公開時の映像、ダニエル自身の話と盛り沢山。最新作の映像が控えめだったのも、鑑賞前の私には嬉しい❣️


2005年…金髪で青い目のボンドがこんなに叩かれてたなんて!「精彩を欠く記者会見」「無愛想」「魅力のないボンド」「カリスマ性ゼロ」「凡庸」「力不足」「最悪の選択」何てひどいの…まだ彼のボンドを見てもいないのに!

ボンド役を演じる前のダニエルは、アート系の作品に数多く出ていて、どちらかと言うと脇役。本人もクールな役は似合わないと思っていたらしい。意外!

その大バッシングを跳ね除けて、素晴らしい作品を作っていった努力は並大抵じゃない。スタッフ達もダニエルと共に良い作品を作ろうと闘う。

ダニエルに対する評価がガラリと変わったのが、公開前パパラッチが撮った、水着姿で海から出てくる写真だって言うから面白い🤣

鍛えられた筋肉を見せつけた事で「過去最高にセクシーなボンド」と話題沸騰💕確かに超セクシーでクラクラする😵‍💫

そして出来上がった「カジノロワイヤル」は「最高のボンド」と掌を返したような大絶賛!なんて身勝手な🤭

ボンドの内面の複雑な感情を描く作品群。そしてそれを表現出来るダニエルボンド。今までのアクションスパイ映画とは違う映画になったのは、ダニエルの力が大きい。

私にとってジェームズボンドはダニエルしかいない…だからきっと喪失感に苛まれるだろうなぁ。でもとにかく最新作が待ってる!楽しみ過ぎ〜🥰
ぴよぴよ

ぴよぴよ