肉浪費Xアカウント復旧無理ぽ

ホーンテッドマンションの肉浪費Xアカウント復旧無理ぽのレビュー・感想・評価

ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)
3.0
その館に入ったら一生憑き纏い
超豪邸事故物件でのシェアハウスで999人のゴーストと共生せよ
入居する親子を起点に数珠繫ぎになすりつけ&一蓮托生で入居困難状態を打開、レッツ・ゴーストバスター♪

多少面白そうに解説しましたが、個人としては評価の通り極々「普通」の鑑賞感になってしまいましたね…ランドアトラクションに思い入れも、何十年も体験してないせいもあるのでしょうけど、眠気を覚えるくらい…

というか、『ホーンテッドマンション』今作で初の映画化かと思えば、なんと"2003年製"のエディ・マーフィ主演版があって声優がお決まりの山ちゃん(山寺宏一)なんだから、そりゃ吹替え版はこっちが勝つるっすよw(Disney+で視聴可&マペット版もある)
話は"全く違う"ファミリームービーでしたね。
そして大きく違うのは、どんな手を使ってこんな豪華邸宅

時間と音響スクリーンの都合上、吹き替えで観ましたが、『トランスフォーマー』が全く期待してなくて思わぬ収穫だっただけに、今回は調子に乗り過ぎて失敗してしまいましたかねw
ハリエット演じる土屋アンナさんですが、彼女の声優業は好感を持っていてレビューでも持ち上げたような気すらあるのですが、今作ではクセが強過ぎてパーティの面々で臨むミッション映画だけに、周りから少々浮いてる気も(笑)

変わって、温水洋一さんが声優を務めたブルース教授はバットマンのペンギン風の見た目(ハゲかかり長髪&チビデブ)ながら男女問わず誰もが口を揃えて「かわいい」と言えるくらい魅力的なキャラクターでしたw

主人公ベンやシン・ママ親子など複数のキャラクターが大切な家族を亡くしてるし、心霊写真家&ツアーガイド、神父、霊媒師の専門家がそれぞれ"訳あり"の似非(エセ)であったりと、呪われた屋敷からの呪いに立ち向かうグループの面々みんなが"共通点"を持っている"連帯とハートフル成分"がきちんとある練られた脚本ではあるのです。
でも、ニューオリンズを舞台とした「死」を"陽的"に捉える活気的な地域で、メキシカンすらあるのだからちょっと『リメンバー・ミー』と被るんですよね…これだったら実写化した方が早いんじゃないかって…(笑)
ホラージャンルながら"元気をもらえる前向き"な作風。

ただ、「ホラーコメディ」としてホラー(スリリング)な面も、個性豊かなコメディな面も、感動な面も何一つ個人として刺さる部分がなかったのが"悪くないけど没入感のない「普通」"という鑑賞感になったと思います…

これが字幕で真剣に観たり、"アトラクション再現"をテーマに掲げた映画なのだからなんならいっそ「4DX」で見た方が"体感"が変わってくるかも知れませんねw😉