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『零へ』に投稿された感想・評価

ショック映像や記号化されたサウンドによって観客を興奮させ続けるには不可能な長さであるため、モンタージュはおろか早回しすら禁欲的に排されており、脈絡が吹き飛んだホラー映画になってしまう。

三種類の挿話から突如切り返しによって二人の目線が交錯する瞬間にゾッとする。同フレームにこそ収まらないが、人体の一部分やアクションの反復によって潜在意識の根底で共鳴し合うため完全に異空間かと思われていた物語が並置される。
しかし正直なところ前半、カメラとバットを手にした女子大生たちが戯れる部分の退屈さは少々寝てしまった。暴力と映画を象徴する二つの要素であるが、二人の人間がカメラを持って即興的に暴れているようにしか見えない、普遍的な面白さを真正面から撮ることを許されないのが前衛作家の宿命だ。
この非物語のようで物語的な映画は
「反映画」のようである。
伊藤監督の中には詳細な設定があるということから、全てを出さない伝えないという反発が見て取れる。
ナチュラルに現行の映画文法を疑っているのだろう(監督はそれを自主制作ならではと言っていた)。


やはり初期作品群を見てもわかるように
カメラは何を映し出せるのかという根源的な問題に前衛のハードコアを見る。
この映画も突き詰めればホラー(何を現前されられるのか)だし、理詰めじゃないところがまた凄いなと思った。
マグロ

マグロの感想・評価

3.8
「死」をテーマにした世にも奇妙な前衛舞踏ホラードキュメントフィクション

実験短編映画を作り続けてきた伊藤高志の初長編作品。

「死」を撮ろうとする女子大生、「死体」を捨てに行く中年女性、「死の影」に怯える老紳士という3つのエピソードを折り紙のように重ね合わせた内容になっている。

何がすごいってモキュメンタリーというわけではなくて、しっかりドキュメンタリーやりつつ、ご本人役としてフィクションも撮っているところ。

女子大生と中年女性の話はかなり前衛風味だったけど、老紳士の話はかなりホラー
ふいに「死」に手を引かれる恐怖、まざまざと「死」に直面した時の背徳的なエロス、逃げても逃げても「死」が差し迫ってくる恐怖
これらが前衛的な舞踏を用いて表現されていて非常に不気味。

個人的にはロウソクの受け皿もったおばあちゃんがシュールで怖すぎました。

『零へ』に似ている作品

ダゲレオタイプの女

上映日:

2016年10月15日

製作国:

上映時間:

131分
3.5

あらすじ

ダゲレオタイプの写真家ステファンのアシスタントに偶然なったジャン。その撮影方法の不思議さに惹かれ、ダゲレオタイプのモデルを務めるステファンの娘マリー恋心を募らせる。しかし、その撮影は「愛」…

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