50年前の7月(!)イギリス・ロンドンのハマースミス・オデオンで行ったコンサートの模様を収録したドキュメンタリー映画を鑑賞。
開演前のボウイ。緊張している表情をうかがうことができる。派手な化粧と衣装を身につけながら彼もひとりの人間として、どこにでもいるような若者の姿に共感を呼ぶ。
しかし、コンサートがスタートすれば架空のロックアイコン"ジギー・スターダスト"
が登場して演ずるのだ。
【演奏曲目】
1 君の意志のままに
2 屈折する星くず
3 あの男を注意しろ
4 フリークラウドから来たワイルドな瞳の少年
5 すべての若き野郎ども
6 ユー・プリティ・シングス
7 月世界の白昼夢
8 チェンジス
9 スぺイス・オディティ
10 私の死
11 気のふれた男優
12 時間
13 円軌道の幅
14 夜をぶっとばせ
15 サフラジェット・シティ
16 ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート
17 ロックン・ロールの自殺者
会場はほとんど女の子。感極まって涙を流しているシーンはボウイの心揺さぶる歌詞によるものだろう。また、低音のヴォーカルが力強い男性としての魅力を引き立ている。パントマイムも披露して圧倒的な存在感を示している。とにかく格好がいい。
山本寛斎による奇抜なデザインの衣装を楽屋で着替えている間、ステージではミック・ロンソンのギターソロがパワフルでエネルギッシュ。観客を飽きさせない楽しい演出が良いよね。
個人的にはローリング・ストーンズやヴェルヴェット・アンダーグラウンドの曲をカバーして歌ってくれたのがうれしい。
紛争が絶えないこの世界。地球が滅びていかないように、再び現れてくれジギー!
「ジギー・スターダスト」予告編👨🎤
https://youtu.be/L6p0YFhoeIc