そっか、大ってこんな音を吹いてたんだ。Jassってこんな音楽だったんだ。
これは本当に映画館で観てよかった。
音の圧力。家のテレビで観てたら、こんな涙が出そうになるほど胸に迫ってはこなかったんじゃないかな。欲を言えばもっとスクリーンが大きくて音響の良いシアターで観ればよかった!
聴いていて、観ていて目頭が熱くなり肌が粟立つ演奏。さすが上原ひろみさん。そしてドラム、まさかと思ったら石若駿さん。アニメ『坂道のアポロン』でもドラム叩いてた人だ。表情の使い分けがすごい。サックスも含め、楽器の演奏も演技をしてるって感じがした。
演奏シーンの所だけ急に3DCGになって、ちょっと不気味の谷に近づいてしまった感があったのだけど、でもそれもクライマックスの頃には気にならなくなってしまっていた。
文字通り原作に命を吹き込んだ作品。