サマータイムブルース

BLUE GIANTのサマータイムブルースのレビュー・感想・評価

BLUE GIANT(2023年製作の映画)
3.8
フィルマの高評価に釣られて鑑賞
原作マンガは未読です

JAZZはほとんど聞いたことないです
20年くらい前に働いてた会社でバイトしてた60歳くらいのおじさんがサックス吹いてて、若い頃はアメリカ留学したと言ってたの思い出しました
当時も横須賀中央の駅前で時々演奏してると言ってました
お気に入りはソニー・ロリンズ🎷だそうです

マンガで音楽ものって、どう表現するんだろう、本から音出てこないし
そういう意味で「BECK」とか「NANA」とか本作とか、映画向きなのかもしれない

宮本大、玉田俊二、沢辺雪祈という共に18歳の青年3人が“世界一のJAZZプレイヤー”を目指し“JASS”というバンドを組んでひたすら突き進んでいく映画

とにかく3人の熱量が半端ない!!
コレだけ情熱持って、目標持って突き進めるのは素晴らしいと思うし、こちらも感化されます
ももしかしてマンガ読んで、映画見て、JAZZ始める若い人たちいるかもしれない
JAZZに限らず、よし、頑張ろうとポジティブな気持ちにさせてくれる映画です
前向きな青春映画だと思います
私みたいな陰キャには眩し過ぎる

個人的に「TAKE TWO」の店主、アキコが好きだなぁ、いつも温かい目で3人を見守ってる感じが良い
3人の練習場として店を提供してくれます
でもあの店、ほとんどお客さん入ってなかった気がするんだけど、経営大丈夫なんだろうか(笑)

最後雪折の事故は衝撃的でした
なんでこんな苦難を・・・
それでも諦めずピアノ弾いてたから、大丈夫だったんだろうと信じたい!!

映画で出てきた“SO BLUE”という店舗のモデルはきっと南青山の“BLUE NOTE TOKYO”だろな
入ったことは・・・・・・ないんだけど、前通ったことは何度もある(笑)
ラストの“SO BLUE”でのライブ演奏は、今までお世話になった人たちが集まって胸が熱くなりました

変に余分なエピソード入れずにひたすらJAZZで突っ走ったところが好感持てました、良かったです

続編あるのかしら