『それでも、、生きろ、、』
二宮和也が主演を務め、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に抑留された実在の日本人捕虜・山本幡男を演じた伝記ドラマ。作家・辺見じゅんのノンフィクション小説「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」を基に、「護られなかった者たちへ」「糸」の瀬々敬久監督がメガホンをとった。
第2次世界大戦後の1945年。シベリアの強制収容所に抑留された日本人捕虜たちは、零下40度にもなる過酷な環境の中、わずかな食糧のみを与えられて重い労働を強いられ、命を落とす者が続出していた。そんな中、山本幡男は日本にいる妻や子どもたちのもとへ必ず帰れると信じ、周囲の人々を励まし続ける。山本の仲間思いの行動と力強い信念は、多くの捕虜たちの心に希望の火を灯していく。
山本の妻・モジミ役に北川景子、山本とともにラーゲリで捕虜として過ごす仲間たちに松坂桃李、中島健人、桐谷健太、安田顕と豪華キャストが集結。
シベリア抑留という実在した史実。授業では教科書の太字になってたことぐらいで、全然触れられなかった印象。山本幡男という実在した人物をニノが演じる。
山本の、何があっても希望を見いだし、諦めない戦いが、周りの人間にも伝播していく。ただ生きてるだけでは生きてないことになる。この言葉が凄く心に刺さった。桐谷健太、松坂桃李、安田顕、全員の演技に鳥肌がたった。命をかけたストライキ。みんなの歌声が、『俺たちは生きている!』と叫んでいた。
クロは可愛すぎ。桐谷健太は涙腺破壊兵器な。山本はあれだな。自分の能力は高くないけど、周りにバフを与えてサポートする感じのキャラだね。
極限状態にならないと分からないことってあると思うし、終わりがあるから、終わりが見えるからこそ分かる、気づくこともあると思う。それは悲しいことかもしれないし、寂しいことなのかもしれないけれど、でも美しいと思った。
Soranjiは神曲。
『山本さん、ダモイです。。』