このレビューはネタバレを含みます
デューンとは音である．と言えば，またこのスカポン落語家が妙な事言ってると思われるでしょうか．ですが，本作をIMAXやドルビーシネマ，あるいは轟音シアターでご視聴された方にはなるほどと納得していただけるのでは．こんばんわ三遊亭呼延灼です．
そりゃね，原作は59年前なんで，今観ると色々ヤバいよね的部分が散見されますが，それを含めた意味でのカルトでございましょう．実際視聴中私もゲリラ活動から領土・宗教戦争に至る流れでヤヴェェェってなりましたけど，それを捻じ伏せる音圧，フレメンやハルコネンの文化，まさに神は細部に宿るでございましてし，こーゆーのお好きでしょって言われたら，首もげちゃうくらいに首肯しちゃいますけどね．
ポールさんの妹さんが，大きくなられた姿が一瞬映りましたけど，やはりアニャたんでしたね．IMDBで確認いたしました．本作も大成功のようでございますから、是非とも『砂漠の救世主』以降も映画化して頂きたいものでございます．アニャたんの活躍もっと観たいやん，マダム陽(ヤン)．
えっ?それだけ??当たり前ですよ，今までどれほど多くの方が．小説，リンチ版，パート1，そして本作をレビューしてきたと思うんですか．今更このスチャラカレビュワーが語ることなんぞござんせんよ．せめて私が言えることなんて，ちゃんとIMAX上映してくれたTOHOさんありがとーくらいですよ．パート1のレビューでIMAX上映しなかったTOHOを批判した立場からすれば，ちゃんと対応してくれた劇場に感謝しないとね．劇場といえば，いつも以上に欧米人の客が多かったんですが，そんなけ注目された作品だったって事かしら．まさか，ベネ・ゲセリットに操作された人が続出って事じゃございませんよね．
