おーみ

デューン 砂の惑星PART2のおーみのレビュー・感想・評価

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
5.0
公開が早まっていればゴジラ-1.0のオスカーもあやうかったかも…?
と思わせる圧巻の映像の連続!
これぞ映画体験!絶対にデケェスクリーンで、もっと言えばIMAXシアターで見ないと行けない。

part 1がduneの世界感を理解するのに結構忙しかったのに対して、今作は非常にわかりやすく、見やすい映画。グググッと引き込まれていく。
この『見やすさ』を作っている大きな要因がチャニの存在。
もうこれ、観客みんなチャニの気持ちで、映画中ずーっとチャニに憑依してポールに恋しちゃってたでしょ…
私男の子ですが、もういつの間にかポールことティモシー・シャラメにメロメロですよ。
part 1で全国のティモシーファンの女の子達をふるいにかけて、part 2で残ったSFおじさんを完全に虜にしてしまうティミー。君、かっこよすぎるって。
そういうふうに見ていたので、最後の最後までポールに振り回されっぱなしでしたね。

わかりやすいストーリーとはいったものの、アラキスでおこるアトレイデス家とハルコネン家の戦い、裏ですべての糸を引く皇帝、さらにその裏で暗躍するベネゲセリットと戦争の鍵となる砂漠の先住民族フレメン、誰が敵で誰が味方なのか、そこは変わらず複雑に入り組んでいるため、2時間半の間頭はフル回転でした。

他にも魅力的なキャラとして、ハルコネン家のラウサ。誕生日を祝う決闘シーンは文字通り手に汗握るし、ほんとに体が熱くなりました。フェイド=ラウサを演じたオースティンバトラーは参考にしたキャラとしてダークナイトでジョーカーを演じたヒース・レジャー、レオンの汚職刑事ノーマンを演じたゲイリー・オールドマンという、僕の大好きな2人のキャラを上げてました。フェイド=ラウサも、僕にとってこれら2人のキャラと同じく、『こいつ、勝てねぇ』と思わせる魅力的な敵キャラでしたね。
映像の迫力という点では、ポールが初めてサンドワームに乗るシーンなんかもこんなの映画館でしか体験できないとんでもない映像でした。

ハードル上げてましたけど大満足の作品でした。☆5です
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