おーみ

君たちはどう生きるかのおーみのネタバレレビュー・内容・結末

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

パヤオ版 インターステラー

「君たちはどう生きるか」というより「君たちは自分の人生を、この世界をどう考えているか?」と問いかけてくる齢82の老人による最後のメッセージになるのかな

科学の発展とともに、生命の誕生だったり、進化論だったり、遺伝子や、地球の成り立ちや宇宙の成り立ちが解明されて、難しい言葉でそれを説明してわかった気になってるけど、ふとした時に、「でも、この世界って本当にそうなんだろうか?」って思うような奇跡やめぐり合わせってのはあって。

実はそれを仕組んだ存在がいるんじゃなかろうか?死を目前にした駿が、自分の人生を、自分が生きてきた世界を、そんな簡単に説明できてたまるか!って科学を真っ向から否定して我々の世界と表裏一体のファンタジーの世界を描いたように感じました。

その存在ってのが、神様と言われるものだったり、インターステラーで言うところの五次元の存在「彼ら」であり、今作での真人の大叔父様になっている。

自分の思うように人生を操れるなら、こんなことにはなってないだろう。82年生きたジジイが、戦争や戦後復帰、学生闘争、売れないイラストレーター時代をへて、今感じている「人生何が起きるかわからない。そんな人生を君はどう生きる?」っていう渾身のメッセージをいつものジブリアニメの世界観で伝えてきたように感じました。

冒頭の火事の中を走り回る映像は今まででのジブリにはない、すごく現代アニメに近いものを感じ、駿の80過ぎても挑戦する意気込みを感じたし、ラストはとてもきれいな終わり方で良かった。

けど正直、中盤3回くらい寝た。よくそれで偉そうにレビューかけるな、舐めてんのか?
すいません。コンディション悪かった。
取り急ぎ、一回目みて思った感想でした。
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