このレビューはネタバレを含みます
狂児と聡実の掛け合いが微笑ましくてずっと見ていられそう。
聡実は最後の合唱コンクールには参加するものだと思っていたので、終盤は少し意外な展開だった。
でも振り返ってみると、ソプラノの後輩くんを除くと、聡実が逃げることを否定しない人ばかりだったので、この結末のほうが自然なのかもしれません。他者の事情を考えられるやさしい世界。
齋藤潤くんは演技がとても繊細。聡実の大人っぽさは彼の卓越した演技力に裏打ちされていたのだと思う。スナックで息も絶え絶えに歌う紅もとても良かった!
綾野剛さんはひとたらしのキャラクターがとても似合う。関西弁でド陽キャの芳根ちゃんは無敵でした。
祭林組の面々はいかにもな強面俳優が集まっていて面白かった笑。綿毛抜いたろか!?という煽りが個人的にツボ🤣
劇場に出入りする時に、原作について熱く語る女の子が何人もいるのが気になったのですが、そんなに面白いのかな...?
「女の園の星」は何回か熱烈に勧められたことがあるのですが、和山やまさんのどんな魅力が彼女たちを熱狂させているのだろう?
2024年7本目