ヤベヒロシさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ヤベヒロシ

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デッドプール2(2018年製作の映画)

3.0

前作が、あまりに斬新すぎて何もかもがツボにはまる面白さだっただけに、今作は監督が変わったせいなのか、笑いに慣れたせいなのか、なんだか期待した程はあんまり楽しめなかったのが本音。

というより、笑わせよ
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.1

最近定番の、漫画原作レ○プの実写化とは決して思うことなかれ!
原作やマンガだなどと関係なく作品単体として、素晴らしい瑞瑞しさで感動を与えてくれる快作である。

かといって、原作関係なくと言っても、まる
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羊と鋼の森(2018年製作の映画)

4.0

原作未読。「羊と鋼の森」となんとも不思議なタイトルだが、序盤に明かされるが、ピアノのことをさしており、タイトルの意味がわかると、なんとも詩的で素敵だなと本当に思う。

自分でも何で泣いてるかわからない
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.0

パルムドール取ったとあってからは、ほぼ全ての映画で番宣を拝むことになり、トータル20回くらいは番宣見たような気がします。

やはりあの番宣は非常によくまとまっていて、こんなに内容っぽいの見せてて大丈夫
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空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

3.6

世の中の企業の99パーセントが中小企業だということだそうで、そんな中での鑑賞ターゲット層は中小企業で働く人々へ向けた感じで、大企業は映画の味付け上、悪魔のように描かれている。

ただ大企業で悪く描かれ
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最初で最後のキス(2016年製作の映画)

1.3

イタリアでスマッシュヒットとのことですが・・・、本当にびっくりするくらいつまらなかったです。
また内容的にももう本当に10代の若気の至り的内容なので、大人が観られたものではないです。

途中でフルサイ
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V.I.P. 修羅の獣たち(2017年製作の映画)

3.7

監督の前作「新しき世界」がたまらなく面白かったので、こちらも期待して鑑賞したのですが、まぁさすが期待通りといった感じで、非常によくできていて面白かったです。
章仕立てになっていて、オチもしっかりついて
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.2

最初観る気なかったのですが、TOHOシネマズであまりに何度も何度もCMうってるので、ちょっと気になって鑑賞。

顔の造詣が生まれつき、おかしくなってしまった(すみません)少年が初めて学校に行って、困難
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焼肉ドラゴン(2018年製作の映画)

2.5

元は舞台ということで、まさに舞台を観ているような回しで、ほぼドヤ街の一角の定点で物語が進みます。

韓国映画好きでよく観るのですが、父親母親役で韓国映画でしょっちゅう出てくる名優を使い、あとはよくみる
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パンク侍、斬られて候(2018年製作の映画)

1.5

最近の官九郎の脚本は、流れやシナリオを無視して、映像として笑えればいいというスタイルを貫いてるので、いつも通りの官九郎節を許せるかどうかに尽きる。

振り切れすぎた映像、意味のなさないシナリオと演出の
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ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷(2018年製作の映画)

1.8

実話に基づくという、海外版本当にあった怖い話。
ただ、実際のところ、家と住人以外は全部フィクション的展開なので、実話っていっちゃまずいだろって話。

itの時も思いましたが、海外のゴースト映画って本当
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バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

3.4

男尊女卑をスポーツを通して覆していくブラックコメディかと思いきや、中盤まではかなりズシンとくるL G B Tネタが中心で、観る前の期待と異なる、コレジャナイ感がすごい。

後半からはやっと根幹のブラッ
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スウィンダラーズ(2017年製作の映画)

3.6

イケメン俳優に、最近はtwiceに押されがちながらも世界一きれいな顔に選ばれていたnanaが出ている時点で、アイドル映画なのかなと偏見を持っていましたが、どんでん返しに続くどんでん返しが大変面白く、後>>続きを読む

一級機密(2016年製作の映画)

3.9

汚職、ワイロ系を描かせたら天下一品の韓国映画。
こちらも実話をもとにしたフィクションということですが、かなり実話に近いようで、笑いもない、終始緊張感漂うハードボイルドな良作です。

汚職を組織で平然と
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君が君で君だ(2018年製作の映画)

3.4

一応内容的には、微妙な見た目の1人の女の子を10年以上に渡りストーカーする野郎3人の話なんですが、

監督の作風特有といっていいのか、相変わらず、全くもって意味不明なよくわからない内容なのに、熱量と共
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(2016年製作の映画)

1.3

映画の日鑑賞。
まずはっきりいって、駄作である。
ただそれは、作品がではなく、映画が駄作。

駄作たる要因は大きく二つ。

①絶望的にテンポが悪い。間延びしている。
→一応最後まで見たが、四時間くらい
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インサイド(2016年製作の映画)

2.6

インサイドというタイトルどおり、不審者と自宅の中で死闘を繰り広げる展開。

ツッコミどころはあまりに多すぎて、アベンジャーズ並の強さを誇る犯人、主役の妊婦が割ときびきびと動けすぎる、警察が無能で弱すぎ
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ルームロンダリング(2018年製作の映画)

3.7

ツタヤの準グランプリ作品ということで、グランプリ作品だった「嘘を愛する女」のズッコケ具合と比べればかなりましです。

音楽がかなりいい仕事をしていて、幽霊をかなりポップに描きだし、本来なら怖そうなシー
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志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

3.8

「吃音だったけど、友情で乗り越えた」みたいな安易なテーマには逃げておらず、本人のリアルな苦しみなどがしっかり描かれており、胸をえぐってくる。誰でも何かしらトラウマなどあると思うが、その部分が重なり、映>>続きを読む

ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談(2017年製作の映画)

1.0

私的には数年に一本級の特大型地雷映画でした。あまりのつまらなさに思考停止状態、ひどすぎる映画に深いショックを受けました。

できの悪い3つのオムニバスストーリーの後に、「おまえは何を言ってるんだ?」的
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.1

インディアン特別区「ウインドリバー」におけるクライムサスペンス。

才能あるハンター、甘ちゃんのfbi職員、寡黙な警察署長でレイプ事件に挑むのだが、証拠もなにもかもあっという間に埋め尽くす雪がなかなか
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

遅ればせながら鑑賞。

総制作費が300万だとか、初監督作品だとかネガティブそうな情報を聞いていて、過大評価なんちゃうの?初監督にしてはいいとかそういうレベルなんじゃないの?と勝手に考えていたが、ほん
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スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

2.1

楽しそうな邦題に加え、軽快な音楽に彩られたブラックユーモアな映画予告に惹かれて、興味津々で観に行ったのですが、正直期待したものとは全く違いました。

基本的に、スターリンの死後、国の頭脳集団たちがどう
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

4.0

これこそ「夏のエンタメ大作」といったところで、洒脱な音楽、終始カッコイイ映像、見目麗しい登場人物たちということで、非常に楽しめました。素晴らしい映画。

展開がムチャだろと思うところとかもちらほらあっ
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.5

大泥棒オーシャンと取り巻きが金庫強奪を図る。言わずもがな。

序盤から割と急展開で仲間が集まるんだが、立つのもやっとな老人とか、何処の馬の骨みたいな輩も仲間に混じっていて、人選が謎すぎる。顔覚えられな
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追想(2018年製作の映画)

3.7

言ってしまえば、こじらせまくった童貞処女の初夜の話なんですけれども・・。

現代に生きる人間からしたら、キス、ハグはしまくってて、なんでそっからは異常に二人とも重くなるんだよって感じで、ちょっと呆れる
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.0

育児ノイローゼの主婦と若いベビーシッターのタリーの友情映画。

はっきり言った感想は、育児って大変ねの一言に尽きる。ほんとうに。

子育て経験された女性には響まくる映画らしくて、女性の笑い声や共感する
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英国総督 最後の家(2017年製作の映画)

4.1

タイトルだけみると、インドに越してきたイギリス人の引越しドタバタ劇なんかなとか思って舐めていたんですが。

この映画は、インドとパキスタンの独立までの血塗られた歴史を紐解く、重厚な社会派映画です。
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センセイ君主(2018年製作の映画)

3.8

はっきり言って全く観る気なかった30代おっさんですが、本当に予想を大きく裏切られた良作。

最初の20分くらい、若年層向きのノリがあまりに強烈すぎて、蕁麻疹が出そうな感じだったのですが、慣れてきたらだ
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SHOCK WAVEショック ウェイブ 爆弾処理班(2017年製作の映画)

3.8

エリート警官アンディラウが、優秀すぎて恨まれて、優秀すぎるから半ば1人で事件も解決していく、アンディラウがいなければ何ひとつ成立しない稀有な映画。

すごい金かかってて、冒頭から車やらビルやら爆破しま
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

1.5

終わってみて、なんだこれ?という感じ。期待は大きく裏切られた。
二つの正義どころか、一方は完全な悪党の話で、キムタク二宮どちらにも共感一つしない。予告の良さは半ば詐欺的。

セリフは長ったらしく文語的
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判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

4.2

本当に些細ないざこざから、民族全体、国を巻き込んだ大問題に発展するという展開。

大げさでもなんでもなく、様々な思惑が入り乱れ、鑑賞者の予想もつかない展開に全く無理なくたどり着くのは見事です。

争い
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ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男(2017年製作の映画)

4.0

理性と狂気の狭間に揺れる。

タイトル通り、1980年のウィンブルドン大会におけるボルグ対マッケンローの試合に焦点をおいた作品。

1980といえばまだ生まれてもないし、二人のことも知らなければ、テニ
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

2.8

20年前に何年か函館に住んでいたので、懐かしさもあり鑑賞。

内容は、地べたを這うような3人の三角関係を描いたもので、それ以上でも以下でもなく、本筋は1時間あれば十分な内容。

なのに上映時間が無駄に
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

2.6

タイトルや、予告から連想されるような甘いロマンスものでは全くないです。オリジナリティはあるんですが。。

端的に言うと、シナリオ→ダメ、演出→◯、役者→ダメという感じ。

シナリオは腐女子の妄想、同人
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

1.2

内容があまりにキテレツすぎる上に、主人公が小賢しくて小憎たらしい小学生キャラで魅力もなく、加えてセリフが全て文語体。唯一惹きつけられるのは無駄にアピールされるヒロインのお姉さんのおっぱい。なんなんこれ>>続きを読む