SY3KRさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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バーバラと心の巨人(2017年製作の映画)

2.5

アンダース・ウォルター監督が世界的に有名なグラフィックノベルを映画化したファンタジー・ドラマ。彼にとっては初の商業用長編監督作となる。

バーバラの語る巨人たちはどれもオリジナリティに溢れており、1人
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Dark River(原題)(2017年製作の映画)

3.5

父親の死を知った主人公アリスは、死後は自身に牧場を譲るという遺言を頼みに、長年避けてきた故郷へと戻る。久しぶりに顔を合わせた兄ジョーとの間には緊張が走るが、それは遺言の公開、そしてアリスが帰省を避けて>>続きを読む

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

5.0

自身もレバノンの生まれであるナディーン・ラバキ監督が、母国の悲惨極まる現状をリアルに描いたドラマ。

1本の映画を見ていてここまで自分の無力さに絶望した経験はない。主人公のゼイン少年が見るもの、体験す
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.5

兄貴の部屋に飾られた数々のロックバンドのポスター、スティーヴィーの着ているストリートファイターⅡのTシャツ、当時流行りまくったスケートボード、女性たちの肩やヘソを過剰に露出したストリートファッション…>>続きを読む

リベンジャー・スクワッド 宿命の荒野(2018年製作の映画)

4.0

自身もアイルランド出身のランス・デイリー監督が、1847年の母国を舞台に綴る復讐譚。

マーティン・スコセッシ監督の『ギャング・オブ・ニューヨーク』ではレオナルド・ディカプリオがジャガイモ飢饉に襲われ
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アナと世界の終わり(2017年製作の映画)

3.0

ゾンビホラーにミュージカルとコメディをハイブリッドした斬新な一作。これまでインディーズ中心に制作を続けてきたジョン・マクフェール監督の、初の商業的長編映画となる。

ミュージカル映画としては非常に良く
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シークレット・エスケープ パリへの逃避行(2017年製作の映画)

3.0

長編TVドラマの脚本を担当することが多かったドミニク・サヴェージ監督が初の長編映画を担当し、女性の自立と解放をテーマに描いたドラマ。

優しい夫と可愛い子どもたちに囲まれ、裕福な生活を送っているにも関
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ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)

3.5

巨匠ガス・ヴァン・サント監督が、実在の風刺漫画家ジョン・キャラハンの人生を描いた人間ドラマ。

ジョン・キャラハンは下半身付随・車椅子生活という障害を抱えながら、それを持ち前のひねくれた性格とユーモア
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ストレイ・ドッグ(2018年製作の映画)

2.5

『ガール・ファイト』『イーオン・フラックス』など常に闘う女性を描き続けてきたカリン・クサマ監督が、ニコール・キッドマンを主演に迎えたサスペンスドラマ。

とにかくニコール・キッドマンの熱演に尽きる一作
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マッド・ダディ(2017年製作の映画)

2.5

電気で止まった心臓を刺激しつつ闘う『アドレナリン』・オンラインゲームで囚人同士が殺し合う『ゲーマー』など、良く言えば童心を忘れない、悪く言えば妄想中学生なブライアン・テイラーが監督したホラー。

親に
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スモールフット(2018年製作の映画)

3.0

まだまだ知名度は低いが、『レゴ・ザ・ムービー』シリーズでヒットを飛ばしたワーナー・アニメーションが贈るファンタジー・アニメ。

鼻のないイエティのビジュアルや突然前触れもなく始まるミュージカルパートな
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ホテル・エルロワイヤル(2018年製作の映画)

4.0

ガイ・リッチーやタランティーノのフォロワーが作ったしょうもない亜流の作品かと思いきや、予想を遥かに上回る独創性・娯楽性に夢中にさせられた。

伏線を丁寧に回収するのではなく、次から次に予想だにしない展
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Never Goin' Back ネバー・ゴーイン・バック(2018年製作の映画)

3.0

主人公2人を演じたマイア・ミッチェルとカミラ・モローネの化学反応を生み出した時点で勝ち確のティーン・ムービー。特にレオナルド・ディカプリオと23歳差の交際で話題になったカミラの美貌は尋常ではなく、この>>続きを読む

ジャコメッティ 最後の肖像(2017年製作の映画)

2.5

マーク・ストロングと見分けがつかないでお馴染み、俳優のスタンリー・トゥッチが監督を務めた。彼の監督した初作『シェフとギャルソン、リストランテの夜』は非常に高く評価されたのだが、次作となるこの『ジャコメ>>続きを読む

ミッシング・ガール(2017年製作の映画)

3.0

主人公ヘザーの生活はまさにハリウッドの光の象徴である。富裕層エリアの象徴であるヤシの木を背景に高い車を走らせ、広すぎる豪邸に1人で暮らす。そして一流のプロフェッショナルたちと多忙な毎日を過ごす。映画好>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.5

スティーブン・スピルバーグ監督が200億円をかけてアーネスト・クラインの小説を映画化。アニメ、ゲーム、映画、小説、あらゆるカルチャーのキャラクターが一堂に集結し、画面内で次から次に夢の競演を繰り広げる>>続きを読む

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