NaoyaSaitouさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

NaoyaSaitou

NaoyaSaitou

映画(447)
ドラマ(1)
アニメ(0)

情事(1960年製作の映画)

4.7

先ずは今作を私の宝物、SONYのβソフトで鑑賞。
今監督の記念すべき、
愛の不毛、作品の初手。時代が直ぐに、認めカンヌのグランプリ奪取を今、知る。
白黒映像は、限りなく白が緩く全面に出ていた気がする。
>>続きを読む

甘い生活(1959年製作の映画)

5.0

大井町名画座で映画師匠に誘われて鑑賞。
冒頭、イエス像が飛行機で運ばれるシーン、新しい映画が始まった予感がしました、私でも。
デカダンス、この映画で一般的に感じる大事、やはり大いに私もでした。
ここか
>>続きを読む

麻雀放浪記(1984年製作の映画)

3.5

高校時代、本作の珍しいというか、麻雀牌入りの小説をきっちり読んで今作にトライ。
自分も小説でやっていた積込イカサマなど、やっぱり映画で描かれて結構面白いが。
役満と言う大役の勢いは感じる。
しかし、
>>続きを読む

男と女の詩(1973年製作の映画)

4.0

今監督が自身の名作を、劇中に使えるアイディアは分からぬでもない。
バンチュラが大好きだが、準主役級が多いような気がする。
しかし今作は、しっかり主役。
お得意のフィルム・ノワールできっちりと突き進んで
>>続きを読む

Mr.BOO!ミスター・ブー(1976年製作の映画)

5.0

約4年前、自宅で見てたんですね!
1976年ブルース・リー好きで、ジャッキー・チェン映画が全く合わない人間は、Mr.Booに帰着すれはよいのですね。
監督で主演を務める映画だから、新しい香港コメディー
>>続きを読む

ブーメランのように(1976年製作の映画)

4.2

アラン・ドロン70年代半ばの佳作は、今作に他ならない!

私生活(1962年製作の映画)

4.6

名監督に、共に絶頂期のブリジット・バルードーにマルチェロ・マストロヤンニ。
BBの自伝を引用していれるとも言うが・・・。
兎に角、1番観たい映画。
しかしDVD化、旧VHSも無いようで、お手上げ🤷‍♂
>>続きを読む

アンダルシアの犬(1928年製作の映画)

3.4

オサえて置きたい一本ということで、彼の決定作をDVDで買った。
シュールリズムは感じられたが、やはり複数回は見ないと思う。
昼顔

小間使いの日記
などが私には丁度いい。

素直な悪女(1956年製作の映画)

4.9

ブリジット・バルドー爆発💥
流石、ヴァディム監督が、彼女の天性の明るさと、今作ではダンスに代表するダイナミックな美しさを、大いに引き出している❣️
ジャン・ルイ・トランティニャンも若い夫として、中々の
>>続きを読む

彼女について私が知っている二、三の事柄(1966年製作の映画)

1.0

挑戦すべき意味のある映画と思い、観たが殆ど分からない。
時代からの思想が、少しだけ読み取れるが、それが分かって今作を理解したとは言える訳では、決してない。

ルシアンの青春(1973年製作の映画)

3.9

名監督がフランスの第二次戦時下をどう料理しているかを楽しみに。
自分の学校の先生がレジスタンスだと、ドイツ秘密警察に密告し、主人公はその手先に直ぐになっていく。
そこから恋するユダヤ人家族の道のりを中
>>続きを読む

がんばっていきまっしょい(1998年製作の映画)

4.0

田中麗奈が光り続ける理由がわかる映画。
現在は廃部となったかもしれぬボート部古屋の取り壊しが決まる時、部室には主人公たちの古ぼけたユニフォーム姿の写真が・・・。
それから主人公が女子ヨット部を作ってか
>>続きを読む

鞄を持った女(1961年製作の映画)

4.6

ズルリーニ監督のを何作か観ているが、今作の爽やかさが又、イタリアらしさ然と思える!
内容は、かなり忘れているが、自室の直ぐにVHSソフトが置かれている。清々しい作品だ。
歳上女性と歳下男性の恋の今作は
>>続きを読む

Oh!透明人間(2010年製作の映画)

3.7

原作の漫画本が正直、衝撃でした。
全11巻は、マンネリも途中あったけれど少年のエッチ漫画の健全。
80年代の永井豪先生を、中西先生はもしや踏襲したのかも。
画像が80年代、可愛さがありました。
今作は
>>続きを読む

天使の入江(1963年製作の映画)

5.0

この映画はジャック・ドゥミです、やっばり。
ルグランJAZZの軽快が拍車を掛けます!
モローこの頃の絶頂感を存分にキープ!金髪にしたのは、モノクロ映画だから、ルーレットの黒ではない、ここでは赤のギャン
>>続きを読む

オー!(1968年製作の映画)

3.8

オー
で引いてやっと今作出現、安堵だったりして。
名監督に音楽もド・ルーベ。
ベルモンドにシムカスの2人の絶頂期なのに、、
このサイトで鑑賞数も少ないが、評価は低くない結果に、、
何かが噛み合わず物足
>>続きを読む

ゴジラ対メカゴジラ(1974年製作の映画)

4.1

公開当時、小学生。メカゴジラの造形、飛行シーン、発射武器など沢山に憧れました。
中盤の2人のゴジラにも興味津々!
余りのメカゴジラの攻撃の破壊力は、キングギドラとも又違った、強さを感じました。
メカゴ
>>続きを読む

イタリア式離婚狂想曲(1961年製作の映画)

4.9

ある意味、トリフォーの、
柔らかい肌
より、中年男の私には怖い結末である。
熱々しい南伊が舞台。
離婚禁止のイタリア時代。
マルチェロ・マストロヤンニは、性欲強の中年妻に嫌気ほとほと。
偶然にも若い魅
>>続きを読む

軽蔑(1963年製作の映画)

4.8

当時1番の売れっ子監督が、絶頂のブリジット・バルドーを撮る。
張り詰めたBBの醸す緊張感が全編に伝わる。
そして完全なる彼女のエロスは、素直な悪魔を超すと思う。
BBが完全に演じ切っている。
今作は、
>>続きを読む

ロバと王女(1970年製作の映画)

4.8

ジャック・ドゥミ監督の、全編を装う妖精感。
ドヌーヴが完全明瞭にイコン化されているのか⁈見事に尽きる!
先輩格のジャン・マレーの存在感。この時代の初々しいジャック・ペランは王子様そのもの。
ドヌーヴの
>>続きを読む

ラストタンゴ・イン・パリ(1972年製作の映画)

4.4

色々な状況が重なり、性に戯れる中年を過ぎる男と若い女。
そんなマーロン・ブランドの怪演は、私の身に沿う。若い頃のナイスガイの映画、ほぼ近い今作の頃の名作、ゴットファーザーとて必要としない。
ベルトリッ
>>続きを読む

さらば友よ(1968年製作の映画)

4.4

新パッケージ、何を勘違いしている。ブロンソンの顔、小さすぎる!(寒色だけのそれも違う。)
彼が絡み出したら止まらない、ドロン喰いを見せる。金庫破りにミステリー、美人姉妹の恐ろしい画策。
ド・ルーベの音
>>続きを読む

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.9

脱獄犯が精神修養所に逃げ込み、又そこで、本当の脱獄をこころむか⁈
(実際自室にあった今作のVHS。好きなジャック・ニコルソンだから見た。今、物凄い数の受賞映画と知る。)
落とし所は、逃げ込んだ精神修養
>>続きを読む

ビバ!マリア(1965年製作の映画)

4.7

最高の熟女に仕上がった、ジャンヌ・モローと、人気爆発中のBBの魅力カップリング。
それを名監督のルイ・マルが撮る!
どのスチールを観ても素敵な写真ばかり。何故にこんなに、2人は魅惑的なのか⁈
モローの
>>続きを読む

中国女(1967年製作の映画)

4.0

この名作を観たくなってメルカリでVHSを購入した。
文化大革命の時期であり、直後の五月革命を予見するという凄い映画だ。
センスと色使いも素晴らしいのだが。
商業主義から離れる、今作は私は好まないし、複
>>続きを読む

シャイニング(1980年製作の映画)

4.4

ホラーは観ないが、傑作と呼び声が高い今作が最近BSにて。
最近映画の趣味が、確実に違うと思われる高1と小6の息子がいる時観てたので、ホラーが嫌いな事が分かり、結構ビックリ!
ラストの死体の造形が198
>>続きを読む

袋小路(1965年製作の映画)

3.4

時としてポランスキー三部作、
・水の中のナイフ
・反撥
・袋小路
は、魅惑なジャケットを生み出す!

小間使の日記(1963年製作の映画)

4.3

ジャンヌ色を充分満喫する映画で、周りの脇のバライエティーなこと。私は、靴👢フェチの父親大好き。(私も微かにはありますね❗️)
ピコリのアジが出ないのが、まだ若いか!?
私は、映画師匠に質問しました。時
>>続きを読む

島の女(1957年製作の映画)

4.6

ハリウッドと、イタリア女優は昇り竜

57年の映画としては、水中特撮を除いて、ギリシャの島々を観光してるよう。
流石、金の掛かったハリウッド映画だ。
でもこの映画主演に漕ぎ着けたソフィア・ローレンは幸
>>続きを読む

キッスは殺しのサイン(1966年製作の映画)

3.2

適応障害者には このオチは余りに消化不良。同時に届いたゴダールの
中国女
を、見るの萎えました、、
ポイントの、二人の女お色気殺し屋が、悪役ボスの名懐刀。
その立ち位置がなんとも
完全B級!!
しかし
>>続きを読む

ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

4.1

全く宮崎駿を感知せず、ルパン三世第1シリーズを未鑑賞の私は、他のルパン三世ファンの方と、違う印象があるかと。
今作は、クラリスが支柱のヒロインは、絶対。そのお陰で峰不二子が結構脇に回るは、残念。もっと
>>続きを読む

恋しくて(1987年製作の映画)

4.4

10年に1度見たくなる、ハイティーン映画の、青春恋愛トライアングル!
誰もが及第を付ける、酸っぱくなるような恋。

シシリアン(1969年製作の映画)

3.7

素晴らしいキャスト。物語も悪くない。しかし、見せ場のジェット機の離着陸!
特撮がしょぼい❗️
この場面だけ、3Gがあればと。逆にこの時期に、良質なイタフラ映画には、3Gは全く必要がないと思う。

サヨナラ COLOR(2004年製作の映画)

-

表紙だけみて、ルノー4を持ってくる。
オシャレか⁈
古い大衆輸入車は維持にお金が掛かる。
扱いに注意が必要。
この場がフランスの70年代ではないのだから。

暗くなるまでこの恋を(1969年製作の映画)

4.8

公開当時、不評と聞きましたが、その歳の2年前に生まれた私。
トリュフォー監督にベルモンドにドヌーヴと大いに涙しました。
原稿のパッケージにびっくり‼️
ドヌーヴの胸が露わに❗️
正解、今作で彼女のトッ
>>続きを読む

山猫(1963年製作の映画)

5.0

あまりに優雅、同時に革命、そして没落の貴族階層まで。
明らかに1860年代のイタリア統一戦争が下敷きにある。一族の中で革命に赴くドロンは、革命家ガリバルディさへ内在しながら、貴族でもある彼は、舞踏会で
>>続きを読む