NaoyaSaitouさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

NaoyaSaitou

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灰とダイヤモンド(1957年製作の映画)

4.6

ポーランド映画は
水の中のナイフ
しか見ていない。しかしこの第二次大戦下の終焉する時代劇は、ポーランドを色濃く映している。連合国が勝利し、反体制に回る主役。狙撃の司令が出る中で、美女との恋で変化が生じ
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if もしも・・・(1968年製作の映画)

2.3

うくっつされた寮の中で、若者達はもがく。そこからの解放は⁉️
大賞を受賞しているが、それより英国映画感がぷんぷんしてならない、、

黒い情事(1963年製作の映画)

2.4

重みのある殺人事件、裁判の展開とみえて、結果があまりに短絡的過ぎる。

モード家の一夜(1968年製作の映画)

2.9

最後まで見ればアジのある映画かもしれません。でもモード家の時間が長過ぎる、意見の取り交わしは必要であろうか。カトリック興味でもある私は、トランティニャンの本意の女性と再会。敬虔なカトリックの2人がラス>>続きを読む

鬼火(1963年製作の映画)

1.3

結論
今映画が何を強く、見る物を唆ろうとしているのか全く分からない。
以前深い知り合いや、大切な先輩がアル中だった。(前者は寛解、後者は他界)私が現実を見る中で主演のアル中患者は、それからは結構かけ離
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城の生活(1966年製作の映画)

4.5

思いよらぬ展開、晴れやかな佳作に仕上がって。
ドヌーヴの美しさを軸に、3人の男性が振り回される映画。大きな修復もままならない古城が舞台。
時期はノルマンデー作戦前夜、パリ連合軍凱旋と、物語を巧く調和さ
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裸で御免なさい/ブリジット・バルドーの裸でご免なさい(1956年製作の映画)

2.0

全面に彼女のセクシーさが強調できていない。
それは次作の
素直な悪女
まで少し待たなければならい。(実際、日本今作公開は、だいぶ遅かったようだが。)
今作の脚本にヴァディムが名を連ねる。
彼が素直な悪
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太陽が知っている(1968年製作の映画)

3.1

聞くに今作は、ロミーの復活の狼煙をドロンが勝手出た映画と。
ロミーの魅力が出てるし、新生バーキンもアピールしている。
しかし恋愛劇にあまり面白みも感じられぬし、後半のミステリーも取って付けた感ありだ。
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さよならモンペール(1991年製作の映画)

3.3

先ずは設定、ミドルティーンのマリー・ジランの肢体に釘付け。
ハイレグ、ビキニ、ティーシャツ、綺麗な黒のストレートヘアー。純血のラテンではないような顔立ち❣️
この頃のドパルディー大きな体格にはビックリ
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ピアニストを撃て(1960年製作の映画)

4.1

マリー・デュポワが美しく主張があり、大人しく寡黙なアズナブールに競演している。
恋愛、犯罪、男四兄弟と色々な見方でき、終始飽きさせない。
トリュフォー監督の佳作だ。
ただアズナブール役の主人公が、田舎
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ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

3.9

ずっと傑作を外していましたが、意を決して。
ミュージカル映画は嫌いではないですが、沢山は見ていません。
メリハリの効いた、応勢でのダンスは、流石ですが最後まであまり、記憶に残りませんでした。
ナタリー
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ポーラX(1999年製作の映画)

4.8

20年ぶり手持ちのVHSの関係で、吹替え版で
主役の出版に拘る恩師が、
暴けば裁かれる
と、悟すシーンが中盤で
多分それが真実を追求しても、正に裁かれたと語っている、かなり分かりやすい映画がなのかもし
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ああ結婚(1964年製作の映画)

4.5

鉄板のソフィア・ローレンにマストロヤンニと製作、監督。
恋愛劇と親子愛、往年のイタリア映画の気がする!
それが好きなら誰もが楽しめると豪語、、

海街diary(2015年製作の映画)

5.0

人間関係がやや複雑と思いきや、分かりやすくぐっとくる
主題は、
万引き家族
と同じ(兄弟の)絆です
そこでヴィスコンティ監督の、
山猫
のうっとりというより、ゆったり時が流れます、長尺です
今のときめ
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日曜日が待ち遠しい!(1982年製作の映画)

4.4

80年代のモノクロームだとは観た後、ビックリ。それの方が素敵な仕上がり。ジャンルイは存在感は魅せるも、アルダンの活躍のサスペンス。美しさが際立ってます!
2人のコンビも楽しめ、殺人事件も混迷を極めます
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.6

予告のキャッチコピーが、
絆を盗んだ
と、
だから何ともアットホームで、不思議な家族が生まれた
しかし、実は万引きし、各々の犯罪が生まれていての家庭感が
結局、落ちつくべき所に、彼らは落ちついたかとい
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愛人ジュリエット(1950年製作の映画)

3.4

ジェラールは眩い演技をしているし、競演女優も美しい。でも時空の無軌道感がやや長過ぎるし、物語の完結も少し説得できず薄い気がする
これからのフランス映画を期待すべきなのだろう
最後の急階段は名所か⁈そし
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ジャイアンツ(1956年製作の映画)

5.0

こういうスペタクルで、人間愛の米国メジャー映画見たかった❗️
殆ど米国映画を見ない私に反省
ロック・ハドソン(家)と妻のリズ、そしてジミーの一代期なワイド感がタップリ。200分ほぼ飽きさせない、素晴ら
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カルメンという名の女(1983年製作の映画)

-

ヴェネチア取った大作も、私には全く理解できず
主演の脱ぎっぷりは良かったか、、

獲物の分け前(1966年製作の映画)

3.4

最近ずっと在庫している未鑑賞の映画を中心に観ている
佳作以上が続き感動しきっていたが、流石にここの所、心には響かないものが続く(あたりまえね、、)
では少し覚えている今作はどうか⁈
初手から小気味よく
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女は女である(1961年製作の映画)

3.5

開始からルグランの音楽、アンナ、ブリアリ、ベルモンドの揃い踏みの軽快!そして時代の先頭の映画だと分かる
しかし時間が進むにつれ、ゴダール監督の独壇場になり、自分が付いていけなくなる長い時間が続く。もう
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禁じられた情事の森(1967年製作の映画)

1.9

マーロンがまだまだ男の魅力、盛りな頃なのに、終始鬱屈せねばならぬ苦心の演技。
監督の意図が分からない
リズが、溌剌おてんばで、魅了のドレスで豊満ボディー、ブラまで魅せてくれるが、役柄に全く魅力無しの悪
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悲しみよこんにちは(1957年製作の映画)

3.9

凄い配役人揃いでも、ジーン・ゼーバーグ全開の魅力で突き進んで欲しいのだが、、
筋がそうはさせなく、悲しみを通り越して気分が鬱屈する
私は中々、今作を表現しきれない。しかし彼女はセシルカットを引っ提げて
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マックス、モン・アムール(1986年製作の映画)

3.8

見やすい映画。でも各々で考える映画だと思うし、それを記したら今作は、ネタばれになると思う。
当時、今作公開が微かに脳裏にかすめたような・・・
なんと言っても80年代真っ只中、シャーロット・ランプリング
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芽ばえ(1957年製作の映画)

4.1

アナログNHK-BS時代の録画。
もう戦後ではないイタリアの地方都市が舞台か?
ジャクリーヌ・ササールの魅力爆発の映画だが、投稿数がかなり少ないのは、レア映画なのか⁈
大枝の青春映画と高を括ってはいけ
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郵便配達は二度ベルを鳴らす(1942年製作の映画)

4.0

何故か当時録画の今作、録画のみで未鑑賞。自分ではかなり古い映画で拒んでいただろうか?
最近、同監督の、
ヴェニスに死す
を観た。そういう今監督が作る原型があると思う。それも戦時中でもある1942年公開
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ギャング(1966年製作の映画)

3.1

翌年のドロン主演のメルヴィル監督の、
サムライからするとカナリ落ちる。
この時代でもモノクロームは、フィルムノワールのクラシカルを出す為か?
逆に古く感じてしまう。
あくまで主役のバンチェラは、義を貫
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誘惑されて棄てられて(1963年製作の映画)

4.4

サンドレッリみたさに10年ぐらい前にDVD購入。
彼女のスタイル、美顔、演技と身体を張って見せてくれる。とんでもない父親がかなり、独壇場だが男性はステファニアの美貌を期待する。
ジェミニ監督の、シチリ
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スリ(掏摸)(1959年製作の映画)

4.8

アナログBS2のNHKにて、
12年ぐらい前に録画したものを。
ブレッソン監督が作った映画を見てない私。このフルマークスで更に観たくなったが、節約なので我慢。
ラストは全く忘れていて良かった。
これは
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パリところどころ(1965年製作の映画)

4.3

記念すべき、
バリのところどころ
近年、今作をオマージュのパリ題材の映画が、公開されたはずです!
12年ぶりに鑑賞!
綺羅星のヌーヴェルバーグの映画監督たちの、オムニバス映画は貴重ですね❗️
でもそん
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ベニスに死す(1971年製作の映画)

4.5

これはヴィスコンティ監督の映画なんだと、確信して見れる。
見終えて最高のうっとり、そしてユッタリ感!!
何故そうなるかは、ユッタリする場面を映画の、どこに持ってくるかに尽きると思う!
主題も至ってシン
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暗殺の森(1970年製作の映画)

4.5

久々に今作を。この所フランス映画が多く、合作映画とはいえど、ほぼ全編イタリア語映画に魅了された。
主役は、ジャン・ルイ。最新の競演2人のダンスシーンのジャケは、少々苦言を呈したい。
でもドミニク・サン
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ベルモンドの怪盗二十面相(1975年製作の映画)

4.6

今回もNHK-BSアナログを録画ながら、未鑑賞だった映画。
今監督が、
男シリーズのように、
70年代で痛快に20面相ばりに魅せる。
ズッコケなトリオと共に。
競演の女性も若くキュート、小柄だからベル
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薔薇のスタビスキー(1973年製作の映画)

4.3

又もやNHK-BSアナログのDVDを見返した。
今監督の作品ながら、結構分かりやすい展開で進む。
スタビスキー事件など、まったく知らなかったが、それを題材にするから難解にならないのだろう。
トロツキー
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コレクションする女(1967年製作の映画)

4.0

10数年ぶり、VHSで。
主人公の女性ははちゃめちゃで魅力的、しかし それは画策されたものか⁈
緩やかに物語は過ぎてゆく印象だったが!
そして、やはり主人公の男性の本意は⁈

雨の訪問者(1970年製作の映画)

4.5

急に今作のNHK BS-アナログのDVD が出てきました。鮮明に映ることにビックリ!
10数年ぶりに鑑賞。初回眠りが出て本日2回目。
少し知識も付き、大いに楽しめました。
恐怖のシーンは、始まりの10
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