minamiさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.0

前にFilmarksのイベントに参加したとき、その場にいたほとんどの人が観たことある(そしてみんな肯定的な感じだった)って言ってて「え、そんな必修科目だった!?」と驚いたんだけど、これはたしかに必修で>>続きを読む

リトル・モンスターズ(2019年製作の映画)

2.4

「軽く観られるPOPなB級映画」と思って観たら案外グロかった…。
まぁでもおもしろかったです。
グロいと言っても長尺で見せられるわけじゃないし、なにより安心できるハッピーエンドだから後には残らない。
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いなくなれ、群青(2019年製作の映画)

1.3

いやー刺さらなかったな~!
なんというか、全体的に幼稚に思えてしまった。
設定も、ストーリーも、台詞回し含め脚本も、役者陣の演技も。
登場人物がみんな幼稚なのはまぁそういう世界だからってことで一旦納得
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Summer of 85(2020年製作の映画)

2.3

ポスト『君の名前で僕を呼んで』だといろんなメディアで見聞きしたから、そういうムードを想定して観に行ったら全然違った。
もう新しい映画を評価するときに過去の人気作品を引っ張り出して表現するのやめませんか
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.0

世間の流行をよそに、1,2か月前くらいにようやく鬼滅の刃にはまり始めたので、アニメ1期鑑賞からそれほど待たずに映画を観られてうれしい。

初の地上波放送だったからTwitterでは鬼滅の刃祭りになって
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

2.4

まずタイトルが秀逸。
起承転結を汲んでいるし、彼女は「まだ知らない」のか「ずっと知らない」のか、受け手によってニュアンスが変わるところも作品に合っていると思う。

内容は好きなストーリーではないし、主
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明日の食卓(2021年製作の映画)

2.4

ワクチン接種翌日、副反応でだるい中なぜこんなだるい映画を観たんだという感じ。
映画だから「読」ではないけど、読後感がとても良くない映画だった…。
ラストはわりと爽やかなはずなんだけど、そんなんで昇華で
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Girl/ガール(2018年製作の映画)

3.0

主人公が本当に「ララ」として存在しているようにしか見えず、観終わってからノンフィクションかどうかを調べたけれど、たしかに実在するダンサー(ノラ・モンセクール)をモデルにはしているらしいけど、フィクショ>>続きを読む

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

2.3

若者ならではの青臭さや承認欲求というか「特別な存在になりたい」感、空回りと暑苦しさと、なんかそういうのは時折はずかしくなって目を覆いたくなるくらいリアルだった。

高校生というお金も技術もないし、やる
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ブライダル・ウォーズ(2009年製作の映画)

2.4

やりたいことがたくさんあったのになんとなくどれもやる気になれず、時間を潰したくて、なにも考えずに観られそうな映画を選んだ。

久しぶりにこのテンションの映画を観たな、という感じ。
おもしろくないわけで
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おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

2.4

タイトルを「オラオラで一人行く」だと思って「積極的に自分の夢を叶えていくファンキーおばあちゃんのたくましいストーリー」と勘違いしてしまっていたので、思ったよりも高齢者の孤独や寂しさを描いていて、鑑賞後>>続きを読む

南極料理人(2009年製作の映画)

3.0

かわいい映画だった。
よく映画評とかで「この作品は『南極料理人』のような~」という例えを見かけるので、いつか観ようと思っていたけど、いい映画でよかった。

長期間閉鎖的な空間に一緒にいると、最初のうち
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.0

よかった。
欲を言えば、もう少し一人一人にフィーチャーしてほしかった節はあるけれど、学生時代のころのように仲良くはしゃぐおじさんたち、かわいくて尊い。

学生時代だとちょっとからかいすぎてしまったり、
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うみべの女の子(2021年製作の映画)

2.9

全然主人公2人どちらにも共感できない!笑
中学生ってこんなに幼いものだったっけ?
幼いくせに承認欲求ばかり強くて、耳年増だし、なんか生きにくそうだな~という感じ。

でも実際にこういう子っていると思う
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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

2.9

正直なめていた。
が、それで期待値が下がっていたことも功を奏し、楽しんで観られた。

こういう設定なので、そりゃつっこみどころはあるのだけど(今までゴミを出したことないはずなのに、最初に水曜日が消えた
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バケモノの子(2015年製作の映画)

3.0

観よう観ようと思いながらタイミングを逃していた作品。
よかった。

「熊徹、絶対カウント10オーバーしたじゃん」とか「楓の存在が『九太のよき理解者』としての立場でしかなくて生きているキャラクター感がな
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

2.0

女性制作の、ウィメンズエンパワメント作品だと話題だったので観た。
しかし、正直あまりおもしろくはなかった。

女性の描き方がどう、男性の描き方がどう、という話ではなく、単純にストーリーに魅力を感じない
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グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇(2019年製作の映画)

2.5

ひたすら撮影現場が楽しそうな作品だなーと思った。
というのも、上映時、番宣で大泉洋と小池栄子がいろんな番組に一緒に出演されていたんだけど、仲良さそうで息がぴったりだったから。

内容は、先に観賞してい
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.1

おもしろかった!

上映が終わってしまう直前に監督のTweetがTLに流れてきたことで知って、すぐに友人と観に行く約束をして行ってきた。
観る前までゆる~い作品というイメージでいたので、正直タイミング
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

1.5

話題になっていたからまぁ観ておくか、という気持ちで鑑賞したのだけど、まぁはまらなかったな。

Huluオリジナルのタイムリープものということで、どうしても先に観たAmazonオリジナルのタイムリープ映
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アジアの天使(2021年製作の映画)

2.4

判断が難しい。
登場人物それぞれのキャラは立っているし、絡み合っていく様もきちんと脈絡がある。
過去のこと、今、これからのことにも焦点が当たっていて、ストーリー自体はわりと嫌いじゃない。

でも、天使
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脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)

1.3

連休2日目。
遊ぶ約束が流れたので、頭からっぽで観られる映画を求めてこれに行き着いた。

観たそばから記憶から消えていくような作品だった。
もともと脳内で西島秀俊や吉田羊が会議を繰り広げているなんてト
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ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

2.0

暑すぎる連休初日、遊びに行く予定を立てていた友だちが仕事になって流れてしまったので、なにも考えずに観られるハッピームービーが観たくて観た。

まぁこんなもんだよな、という印象。
やっぱり歌のシーンは高
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疑惑(1982年製作の映画)

3.0

PINTSCOPEで八巻綾さんという方がこの映画を女性同士の連帯を描くシスターフッド作品だと取り上げていたので観た。
ご自身の体験も交えながら、とても素敵な表現で書かれていたので記事自体が魅力的で、思
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

2.2

ウディアレンは性に合わん。(韻踏み)
シャラメとエルファニングが好きだから、上映時から友だちと「気になるね」って話していたのだけど、上映を逃してサブスクで2人で観て「これは映画館で観なくてよかったね」
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共謀家族(2019年製作の映画)

2.9

上手い。
観終わってまず出てくる感想はそれ。

「欲をいえばもっとこうであれば…」という点はいくつかあるのだけど、総合しておもしろい作品だった。

冒頭からラストへの流れも上手いし、最終的な判断への「
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

2.9

かつてこんなに親切なエヴァがあっただろうか。
今までどこか謎めいたストーリーが売りのシリーズだったような気がするけど、とにかくわかりやすい。

前作までのすべての伏線を一気に回収していくから、というの
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チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

2.9

チャーリーズエンジェルはキャメロンディアス好きの私としては前シリーズで完結したという気持ちだったので今作は観る予定がなかったのだけど、フェミさんたちが推しまくっていたので気になって鑑賞。

そして納得
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マイリトルゴート(2018年製作の映画)

3.0

すごい。
モルカーブームの際に観てレビューし忘れていたのだけど、5か月経っても映像がしっかり記憶に焼き付いている。

親から子に対する虐待で、性的なものを描写したキャラクター作品を観たのは初めてのこと
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in-side-out(2020年製作の映画)

1.0

若手監督作品ってよくこういう前衛的なものあるけど、撮りたくなるものなんだろうか。

それとも、純粋にこの作品を作りたいと思ったのか、あるいはこの作品を通してなにかを伝えたいと思ったのだろうか…。
もし
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サムジンカンパニー1995(2020年製作の映画)

2.9

これぞガールズエンパワメントムービー!
演出が一部、映画を盛り上げるためでしかなかった点があって、そこは気になったけれど、最終的にスカッとしたのでいいです。
ユナのEVの中で放ったあの台詞だけで全てが
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青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

2.6

タイトルどおり。
痛くて、青くて、脆い。

途中で「こういうことでは?」と気づくんだけど、やっぱりそうだったか…となったときの痛さがしんどい。
でもこういう粘着質な人って実際にいるからなぁ…若気の至り
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キャラクター(2021年製作の映画)

2.9

いやー怖かったなー。
でも構成とか内容とか、純粋におもしろかった。

良くも悪くも前半の流れがとてもスムーズなので、結末次第でいまいちな印象に転がっちゃうかもしれないなーと思っていたんですが、もやもや
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サッドティー(2013年製作の映画)

2.3

昔、英語を勉強するために“FRIENDS”を字幕なしで観ていたことがあったのだけど、その様子を見て、一度どこかで観たのかイメージだけで母が「私その作品嫌い。毎回毎回仲間内でだれそれが付き合って~とかい>>続きを読む

くれなずめ(2021年製作の映画)

2.8

変な映画!

観終わった後、一緒に観た子にも何度も言ったんだけど(すぐに発散させないと納得できなかった)私はとても泣いた。
そして「泣いたのに引っ込んだ」を強く言いたい。

そもそも設定自体にとんでも
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街の上で(2019年製作の映画)

3.0

コロナ禍で上映が延期してしまった作品を、未だ続くwithコロナの2021年に映画館で観るということにとても意味があるなぁと思える作品だった。

ここにはなんてことはない日常の愛しさがあまりにも溢れてい
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