yukiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.0

ティム・バートンの代表作で多くの人が好きであろう本作が一番苦手なわたし。なぜかものすごく苦手意識があって今観てもあんまり楽しめなかった。悲しい。残念。

世界観というか映像的には観てて楽しいし、クセ強
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フライト(2012年製作の映画)

3.5

緊急着陸を成功させた機長は英雄かそれとも犯罪者なのか。
オープニングからだらしなさそうなデンゼル・ワシントンで、アルコール依存症でありコカインも常習してる男。自分と向き合わず自分に嘘をつき続けてる男。
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PAN ネバーランド、夢のはじまり(2015年製作の映画)

3.2

公開時劇場で。

ジョー・ライトのよさがあまり出ていない気がしてもったいないなという印象。映像の綺麗さはさすがジョー・ライト。でも繊細さや斬新さ、場面転換がいまひとつに感じた。

ピーター・パンになる
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

4.0

ティム・バートン作品があまりハマらない私でもこれは好き。
かわいくて切なくて美しくて素敵。ダニー・エルフマンのスコアがとてもいい。

とても優しいのに意図しないところで物理的に傷つけてしまうエドワード
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テイカーズ(2010年製作の映画)

3.5

ポール・ウォーカー目当てで昔DVDを買ったら、マット・ディロンやヘイデン・クリステンセン、イドリス・エルバにクリス・ブラウンなどキャストが地味に豪華で楽しかったし、話的にも意外といけた。ゾーイ・サルダ>>続きを読む

Black&White/ブラック&ホワイト(2012年製作の映画)

3.5

対照的なキャラクターの仲良しCIAエージェントが一人の女性を巡って職権乱用の大バトル。マックGだなあって強く感じる作品でクリパとトムハのわちゃわちゃを楽しむ作品。リース取り合ってないで2人がくっついた>>続きを読む

グッドライアー 偽りのゲーム(2019年製作の映画)

4.0

公開時劇場で。

お金持ちの未亡人に狙いを定めた詐欺師、事態は思いがけない方向へ。

オンラインデートのプロフィール欄の喫煙、飲酒にいいえと嘘をついていく2人。おしゃれで期待が高まるオープニング。
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ふしぎの国のアリス(1951年製作の映画)

3.5

大人になってから観たのは初めて。なので字幕版で観るのも初めて。

ワンダーランドというイメージから連想されるメルヘンな感じはなく、どこかチグハグでどこか狂気を感じ、アリスの好奇心赴くままずんずん進みど
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マーベルズ(2023年製作の映画)

4.0

2023年劇場鑑賞52本目。IMAX・3D。
マーベル・シネマティック・ユニバース33作目。

3人の女子がわちゃわちゃしてるのがシンプルに楽しく、入れ替わる戦闘シーンにキャロルの苦悩、コメディ要素満
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

4.0

クセのある一家の再生ヒューマン・コメディ。

前のアカウントにもレビューは書いてなく鑑賞メーターに書いてたとき以来だからかなり久しぶりに観た。覚えてないシーンも多くまた楽しめた。

車を押して走りなが
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手紙は憶えている(2015年製作の映画)

4.0

公開時劇場で。

ジョエル・エドガートンの「ザ・ギフト」のすぐ後にはしごした本作、「ザ・ギフト」もなかなかすごかったけどこれもまたなかなか衝撃でとても印象に残った作品。

大切な家族を殺したナチス兵士
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バッド・ママのクリスマス(2017年製作の映画)

3.5

バッドママたちの強烈ママたち登場のシリーズ2作目。

クリスティーン・バランスキーとスーザン・サランドンとかもう絶対クセ強キャラクターじゃん、なキャスティングで最高。案の定なキャラクターで最高。
それ
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バッドママ(2016年製作の映画)

3.8

興行収入1億ドル突破したのに日本で公開されなくて残念だった本作。
ママたちの大変さとドタバタ具合がちょうどよくハチャメチャなのにうんうん頷ける部分があって好き。2作目も好き。

適度に下品で暴走しすぎ
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96時間 レクイエム(2015年製作の映画)

3.5

公開時劇場で。

元妻レノーアが殺されたうえに自身が容疑者となって追われる身となったシリーズ3作目。

アルバニア界隈の話がもう広げられないからってレノーア殺しちゃうのは悪手では…キムもこれまで散々ひ
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私がやりました(2023年製作の映画)

4.5

2023年劇場鑑賞51本目。

フランソワ・オゾンのクライムコメディ。
めっちゃ好きなやつだった。4.2と悩んだけど「8人の女たち」と同じ4.5付けちゃう。好き。

テンポのいい会話の応酬が楽しく、お
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96時間 リベンジ(2012年製作の映画)

3.5

前作で娘を救出すべくアルバニアの犯罪組織を壊滅状態に追い込んだら、パパが復讐にやってきたシリーズ2作目。

ブライアンが敵を追いつめる構図からブライアンが追いかけられる構図になり、前作とは違うおもしろ
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96時間(2008年製作の映画)

3.8

この映画の成功によって良くも悪くも“リーアム・ニーソン”というジャンルが確立。
小さい頃の娘のアルバム見て優しい顔でにっこりしてるリーアム・ニーソン、本来の優しい眼差しで素敵なのにこれ以降なかなかお目
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トリプル9 裏切りのコード(2015年製作の映画)

3.2

公開時劇場で。

ロシアン・マフィアのケイト・ウィンスレットと手を切りたいキウェテル・イジョフォー、というのが大枠でそのためにトリプル9を計画という話はシンプルなのに登場人物が多く乱雑に。

トリプル
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アロハ(2015年製作の映画)

3.2

キャメロン・クロウでこのキャスト3人揃えてこれはちょっと物足りないなあってなってしまう…けれど大好きな3人なので観ていて楽しいし、脇を固めるキャストもかなり豪華で作品の雰囲気もよくそういう部分ではよか>>続きを読む

The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.8

公開時劇場で。

「白い肌の異常な夜」と同じ原作小説を女性視点に変えてソフィア・コッポラが再映画化。
ソフィア・コッポラお得意の女子共同体の極みになっていて、年代バラバラの女性陣が織りなす物語はおもし
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ドミノ(2023年製作の映画)

3.2

2023年劇場鑑賞50本目。

短い上映時間なためテンポよく進んでいき中盤までは楽しめたものの本題に入り失速。
予告編もそうだし原題は催眠だからまぁ大筋の展開はこれでいいのだけど、ここまでくるとなんで
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.0

2023年劇場鑑賞49本目。

やっぱりこれは時間から言及してしまうけどさすがに長すぎかなあ。200分超は長い。予告編からだと4時間弱…映画1本観るのに1日のうち4時間取られるのは割合が大きすぎる。
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.5

2023年劇場鑑賞48本目。
7.1ch LIVEサウンド×RGB4Kレーザー。

AIが暴走して核爆弾を落とした、から始まる人間vsAIという構図から共存派と排除派の構図へ。
もうあんな一撃必殺なも
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セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

3.8

離婚寸前、家族から総スカンの主人公がかつて輝いていた17歳に戻り、やり直すというより現在の娘と息子を見守るパパというのが愛おしい。
タイムラインは変わらず現在のままで自分だけが17歳に戻るからおもしろ
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アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

3.8

公開時劇場で。

男の子になりたい娘とその母とおばあちゃん三世代のお話。レイはもう決断してるので邦題の決断はむしろ母の決断のが意味合いが強い。

エル・ファニングはもちろん、ナオミ・ワッツもとてもよく
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.0

公開時劇場で。

ゴツゴツでハードな骨太映画かと思ったら、それだけじゃなくエンタメ性もあり映画的でとてもよかった。

日本でぬくぬく生きてる私にとって戦争はニュースで見るものであってあまりにも遠い存在
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高慢と偏見とゾンビ(2016年製作の映画)

3.8

公開時劇場で。

映画化決定したとき、原作の帯にナタリー・ポートマン主演で映画化!って大々的に宣伝しててウキウキしてたら流れちゃったけど、結果リリー・ジェームズでOKだった。澄ました顔でハエを空中キャ
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オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.5

2023年劇場鑑賞47本目。

可もなく不可もなくな感じで、どっちかっていうと物足りなかった。おもしろくないわけじゃないけど、おもしろかったなとも思えずちょっと残念。

ガイ・リッチー度は薄めでセリフ
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オキシジェン(2021年製作の映画)

3.5

メラニー・ロランだから観たい、とアレクサンドル・アジャだからちょっとな、のせめぎ合いでずっと観れてなかった本作。やっぱりメラニー・ロランだから観なきゃながようやく勝って鑑賞。

メラニー・ロランが出ず
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素晴らしき休日(1938年製作の映画)

4.2

ジョージ・キューカー監督×キャサリン・ヘプバーン×ケイリー・グラントの傑作ロマンティック・コメディ。

なんて愉快で素敵な作品なんだろう。
キャサリン・ヘプバーンとケイリー・グラントの快活でテンポのい
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シックス・センス(1999年製作の映画)

4.0

シャマランの名が世界に轟いた1本。

死者の姿が見える少年と、過去を悔やむ小児精神科医。
たくさん映画を観てきた今初めて観るとなると気づけるかもしれない。でも中学生のときにレンタルしてみんなで観たとき
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8人の女たち(2002年製作の映画)

4.5

フランソワ・オゾンの密室ミステリーコメディ・ミュージカル。
全ての作品をまだ観れてないけど今までで観たオゾン作品の中で1番好き。わたしのツボにどストライク。フランス語がわかれば絶対もっと楽しいこの会話
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.8

2023年劇場鑑賞46本目。
シリーズ3作目。

善人なのか悪人なのか、もはやマッコールさん普通に連続殺人鬼ばりの演出でホラー感漂ってておもしろい。
前作のラストバトルがダラダラ見せてボディダブル感す
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ティム・バートンのコープスブライド(2005年製作の映画)

3.8

ティム・バートン×ライカのストップモーションアニメ。
こんなに切なくて繊細なお話だったんだ。
ビジュアルがあまり好みじゃなくて敬遠してたけど途中から愛おしくなってきたし観てよかった。

生きている者の
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隣人は静かに笑う(1999年製作の映画)

4.0

初めて観たときのラストの衝撃ったら。
まだ今ほど映画も観てなく、ラブコメやヒューマンドラマばかり観てたからこんな終わり方もあるのかと本当に驚いた。行き場のない強烈なモヤモヤが残りながらも、完璧な犯人“
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.2

公開時劇場で。

ジョー・ライトが描くウィンストン・チャーチル、ダンケルク。そういえば「つぐない」もダンケルクだった。
堅苦しく重たくなりがちなこの4週間をジョー・ライトが鮮やかに描く。見やすくおもし
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