ギョメムラさんの映画レビュー・感想・評価 - 22ページ目

もののけ姫(1997年製作の映画)

4.0

ジブリって「神話」っぽくて、「物語の祖」って感じがする。

アダムとイブがりんごを食べた…というところの「りんご」は別にミカンでもブドウでもいい。「なぜりんごなのか」という問いには一切答えない。アイテ
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家族ゲーム(1983年製作の映画)

4.4

「沼田」っていう名字がいいな
表面的にしか繋がってないはずなのに、全然抜け出せないのが家族。

記憶の夜(2017年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

「どこまで幻覚?」みたいなの客に投げすぎだし食傷気味だしあんま好きじゃないので、ちゃんと虚実の境界を示してくれたのが良かった。

下り坂というより、ズドン!ズドン!と段階的にテンションを下げる展開が面
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三十四丁目の奇蹟/34丁目の奇蹟(1947年製作の映画)

4.7

大人の論理力と子供の空想力がめちゃくちゃ綺麗に合わさってる。奇跡だけど偶然じゃないのがいい。

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.4

事実だけじゃ味気ないからこそ空想に価値はあるけど、事実も捨てたもんじゃなかったのがいい。

話盛るのはSNSでやったらいいね稼ぎだが、親子でやるぶんには「楽しませたい」一心だから微笑ましい。

ピンポン(2002年製作の映画)

4.0

自分が卓球部だった時狂人の巣窟みたいな扱いだったけど、だからこその不思議な熱さ。

ナイチンゲール(2019年製作の映画)

4.5

大きく言えば二項対立だけど、それだけじゃ済まない別のヒエラルキーもジワジワのしかかってくる。
見終わったあと鏡見たら50歳くらい老けてた

セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

4.4

設定出オチっぽいなーと思ったら始まってすぐに衝撃の活かし方してきたので見入ってしまった。ゴミの日のネタが好きです

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.6

派手さはないけど緻密に作り込まれてて面白かった。現実にある差別をフィクションで視覚化している

イカロス(2017年製作の映画)

4.4

そもそも見てなかったけど真面目にオリンピック楽しめなくなるな

電話でスポーツの名前出す時にその競技のジェスチャーしてるグリゴリーが可愛かった

ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

4.7

俺も素敵なことほど偶然起きると思う
俺もタッチプールは最悪だと思う

キャラの長所でピタゴラスイッチするのディズニーのお家芸だけど、今回は「短所」がテーマだからより深いピタゴラだった

アトランティックス(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

カルチャーショック要素や社会問題をうまくストーリーに盛り込んでて面白い。

ただ人物の見分けつかなすぎてよく分からないところもあるな…
スレイマンが警察の体を借りてたなら、「スレイマンを見た」のシーン
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エンドレス 繰り返される悪夢(2017年製作の映画)

4.5

時間は繰り返してるのに話はどんどん展開していって引き込まれる。すごすぎ。

ヴァスト・オブ・ナイト(2019年製作の映画)

4.0

レトロな空気にもっと良さを見出せればよかったのかもしれない。

バイバイマン(2016年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

バイバイマン自体は殺す力はなくて幻覚を見せるだけ…っていうあたり、デマとか陰謀を表現したキャラなのか?ホラーに見せかけて社会派?
ジョンが受けてた授業もなんか示唆的だったし、ただのB級ホラーじゃない感
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ベイマックス(2014年製作の映画)

4.5

アイアンジャイアントっぽさが随所にあったけど意識してるんだろうか

宣伝詐欺とか言われてたけど、雰囲気が変わろうが根底にあるものはずっと同じだしそれが素晴らしい
復讐は奥が深い。。

残酷で異常(2014年製作の映画)

4.4

非現実的ループの異常さが現実の残酷さを強調してて面白かった。パズルな展開もいい

痩せているに越したことはない

イン・ザ・トール・グラス -狂気の迷路-(2019年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

わざわざ三大タブーでビンゴ達成させるあたり、やっぱり人類の過ちみたいなのがテーマなのか?

シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

4.6

すごすぎ
他人のレリゴーを受け入れる話
毒親要素あるなーと思ったけどよく考えたらただのペドフィリアだな

ウォーリー(2008年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

未来の神話みたいですばらしいけど、個人的にはゴキブリが死んで「ゴキブリが死んで悲しい」という異質な感情になりたかった

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

4.0

世界観はめちゃくちゃ好みだけどストーリーが物足りない…大人になってしまったので…

アラジン(2019年製作の映画)

4.0

絶対映画館で見たかった。
ちょっとメッセージ露骨すぎ

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.4

カナシミをあんなイラつかせるキャラにする必要あったか?いくら4DXでも爆発のシーンで観客火傷させたりしないのと同じで、いくらポンコツ設定のキャラでも客にまでストレスを与えるレベルで描かなくてもいいと思>>続きを読む

ミスミソウ(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ただのグロかと思ったら登場人物の死に方になんとなく因果があってよかった。先生のあれはゲロのイメージ?

7番房の奇跡(2013年製作の映画)

4.0

BGMの使い方とか、キュートなおじさん達とか最高〜となってたのにクライマックスで置いてかれてしまった
タイトルは皮肉?

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.3

理に適いすぎてることの異常さが面白い。
肝心な所を不気味さで片付けられた感はある