パーコーメンさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

仕掛人梅安(1981年製作の映画)

2.9

鍼医の藤枝梅安が暗殺の裏家業をする時代劇。
萬屋錦之介と中村嘉葎雄の兄弟が共演したり配役は豪華。
ストーリーは映画というより2時間単発ドラマ。軸となる部分もないので入り込みやすい。
梅安の裏家業が身バ
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.3

朝子が中々なクズ恋愛をする作品。彼女の性格がかなり酷く中途半端。即決恋の逃避行もまさかの途中でバックれる始末。
主役2人の慣れない関西弁と下手な演技はかなり観れたものじゃ無いが物語自体は中盤から気にな
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SAFE セイフ(2012年製作の映画)

3.3

元ニューヨーク市警のルークが記憶力の高い中国人少女を守り抜くアクション映画。
ひたすらドンパチやひたすら格闘など手に汗握る展開は多いがストーリー自体はあまり中身がないしオリジナリティを感じられない。
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.8

オーシャンズ13から約10年ぶりの新作。のっけから全シーズンの主人公ダニー・オーシャン死亡という衝撃内容。妹のデビー・オーシャンが主人公となり今までとは違った女性版オーシャンズメンバーを揃えていく。>>続きを読む

オーシャンズ13(2007年製作の映画)

4.2

オーシャンズシリーズの第3作。前作大活躍だったジュリア・ロバーツが未登場なのは残念。
ベネディクトが仲間に加わったり舞台がベガスに戻ったり敵がアル・パチーノだったりブラピの箸使いが上手かったりと見所は
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オーシャンズ12(2004年製作の映画)

4.2

前作オーシャンズ11の正当な続編。前作以上にコメディ強めでおっちょこちょいな部分も目立ちこれはこれで面白い。BGMも当然カッコいい。
クルーニーがノールックでブラピのグラスにワイン注ぐのに盛大に溢した
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

4.4

豪華俳優陣による犯罪チームのカジノの金庫破りの話。
俳優陣に負けないくらい華やかなカジノの風景とジャズってるBGM。各々それぞれの役回りを全うして計画が実行されてくのは犯罪行為なんだけどやっぱり面白い
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かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(2019年製作の映画)

3.9

お互いに譲らない生徒会長と副会長の告らせたいを頭脳を交えて実現しようとするラブコメ映画。
原作漫画は読んでないけどストーリー展開のテンポといいナレーションで端折る感じといい見やすい。
アバンでこの作品
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ソルト(2010年製作の映画)

3.8

アンジェリーナ・ジョリーがアクションしまくる二重スパイムービー。アクションによるスピーディな展開で息つく暇もない。
内容はそこまである感じじゃないが次回へ続くような終わり方とそのハラハラ感を掻き立たせ
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.8

おひとり様を満喫する女の子、みつ子のモゾモゾするストーリー。
脳内のAとの会話は面白い。のんちゃんはこういう難しい役がよく似合う。
それにしても表現し辛い映画。イタリアに場面が変わってからAが出なくな
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透明人間(2019年製作の映画)

3.5

死んだはずのDV夫が自身の化学の力で透明になるスーツを作り、嫁をストーキングするサイコホラー。
透明人間が本性を表すまで結構長い。
ただ透明人間がいるかも知れない恐怖心と臨場感に特化したシンプルな内容
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HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

4.3

大林宣彦初監督映画。ファンタジーが強めのサイケデリックなコメディ要素ありのホラー。
独創的なあだ名を持つ女学生7人が主人公の伯母の家に行き、怪奇現象に見舞われながら一人ずつ消えていく話。
ツッコみたく
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僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46(2020年製作の映画)

4.0

欅坂46のライブ映像を交えたドキュメントムービー。歌唱のライブパートは多めだが入り方がすごく自然、ごちゃごちゃとした説明もなく見やすい。
てちの存在は唯一無二で他のメンバーとは明らかに違う格上のパフォ
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キャビン(2011年製作の映画)

3.9

リアリティショーを絡めたホラー映画。
怖いというより笑いの部分が後半沢山あって、一斉に解放された怪物たちの暴れっぷりは良かった。ゾンビに感謝するシーンや待ってました!の半魚人。はちゃめちゃ感や結局皆ん
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アス(2019年製作の映画)

4.0

自分に瓜二つな人間が赤い格好で襲い掛かってくるサスペンスホラー。
オチはかなり予想つきやすかったがそこまでのスリリングな描写や裏の人間たちの不気味さが中々よかった。オフィリアのくだりはちょっと笑ったし
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星の王子ニューヨークへ行く2(2021年製作の映画)

4.2

星の王子ニューヨークへ行くの30年ぶりの続編。
映画内でも自虐ネタにしているが何故続編?てのはあるが当時のキャストをほぼほぼ揃えれたのにはびっくりした。皆んな歳は取ってるけど変わらない。理髪店の親父た
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ライト/オフ(2016年製作の映画)

4.2

ライトを消すと現れるビックリ系ホラー。ダイアナが登場し脅かす時の効果音がちょっとデカすぎだが瞬間移動のような動きは良い。ダイアナと戦うレベッカの彼氏の奮闘もいい。賢いし凄く良いやつだった。
悲しい終わ
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コンジアム(2018年製作の映画)

4.0

心霊現象を動画生配信しようと廃病院にきた男女7人の若者に次々と襲いかかる恐怖の連続ホラームービー。
前半はパリピな取らぬ狸の皮算用と入念な機材仕込み、後半はお馴染みの因果応報なホラー。
怖がらせ方はベ
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.6

実話を元にした映画、だけど中々キツイ物語。誰も幸せになれなかった、あの時ビデオカメラで撮影していたハロウィンや海で楽しむ3人の家族が凄く印象深かった。
日本でも時折あるけど少しでもちょっとでも理解され
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異端の鳥(2019年製作の映画)

4.5

不幸不運の連続というか中々観ていてつらい作品。かなりインパクトのあるポスターだが映画の内容はそれ以上に悲惨。出会った街・人から虐待を受け、何かしらあって違う街へ放浪の連続オムニバス形式、セリフ数は少な>>続きを読む

輪廻の鬼女(2017年製作の映画)

1.8

何が怖いってエンドロールでエンディングテーマの文字は書かれど誰が歌った何の歌か分からないってこと。
とにかく撮影能力が低く、オートフォーカス頼りだったりカラーバランス、中途半端なシーンの連続、カメラワ
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.0

終始気味の悪いホラー映画。精神的病い・妄想と悪魔を掛け合わせるとここまで不安な気持ちにさせられるのか、時折出て来る映画のワンシーンを模したドールハウスが気持ち悪い。
怖がらせ方が他のホラーにないもので
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ハニーランド 永遠の谷(2019年製作の映画)

4.5

北マケドニアに住むほぼほぼ自給自足の自然養蜂家親子のドキュメントでまるでおとぎ話のようなストーリー。
ある家族が隣に住む事により徐々に侵食・破壊されてく今までの生活、無知や強欲によるエグい展開の悲しさ
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ソニック・ザ・ムービー(2020年製作の映画)

3.8

ゲームのソニック・ザ・ヘッジホッグを題材にしたオリジナル映画。ゲームでお馴染みのリングやステージ、音楽、Dr.エッグマン、そしてソニックの新しくなったデザイン等々、ソニックのゲームファンからOK貰える>>続きを読む

滝を見にいく(2014年製作の映画)

3.5

滝を見に行くツアーで迷子になったおばちゃん7人のサバイバルドラマ。
おばちゃんならではの味わい充分な思考や演技、唐突なオペラは中々面白かった。バスガイドの扱いが少し意味不明だった。
迷子になって内部分
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ヒトコワ3-ほんとに怖いのは人間-(2013年製作の映画)

3.2

前作からのオマージュを兼ねたヒトコワシリーズ第3弾。
途中からオチが読めるのとチープ感がこの作品の弱いところだが掴み所はやっぱり良い。
見られてはいけないが一番現実味がありそう、呪いの効力の真意はさて
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ヒトコワ2 -ほんとに怖いのは人間-(2013年製作の映画)

3.3

幽霊ではなく人の怖さを出したホラーの第二弾。前作よりありえない、謎な展開が多いが怖さはの度合いは上がった。
ただ演技力には乏しいキャスティングと雑な演出や灰皿で殴るシーンの血不足、作り物な生首などチー
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

エヴァンゲリオン新劇場版の最終作。ありかどう、さようならに尽きる作品内容で終わらせ方も後腐れなく気持ち良かった。
前半の村で一つ一つを覚えていく綾波の言葉が全ての伏線になり、最後まで尊い存在感。エヴァ
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.8

ちゃんと特撮でもあるし現代の問題もしっかり踏まえてメッチャお金かけて作られたゴジラ映画。デザインも良いし、蒲田から登場し本土を暴れ回るゴジラの恐怖の煽り方も良い。
基本的に早口の長台詞が多く理解するの
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恐怖人形(2019年製作の映画)

3.6

呪いによって巨大化した人形が復讐するホラー。なのだが大きさと怖さは比例しない。途中からチコちゃんにしか見えなくて笑ってしまった。
呪いが出来上がるまでの理由はちょっと無理があり、逆恨みのようにも感じた
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体操しようよ(2018年製作の映画)

3.4

真面目なお父さんがラジオ体操を通して娘や街の人たちと仲良くなる規模は小さめだがゆったりとした話。
人生これからって言ってすぐ死んじゃう平泉成にはびっくりした。
草刈さんは相変わらずの演技。
ずっと天気
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シティーハンター 百万ドルの陰謀(1990年製作の映画)

3.4

かなりいつも通りなシティーハンターの内容でテレビスペシャルでもいいんじゃないか?ってほど。
獠ちゃんは相変わらずカッコいいし、名言も出る。
悪役がロケットベルトで逃げようとするのは流石に無理があるんじ
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シティーハンター ベイシティウォーズ(1990年製作の映画)

3.2

シティーハンターの劇場版。やたらと爆破のシーンが多かったイメージで、無理やりまとめた感じもある。
香がテーブル下に隠した料理を見つけて食べる獠ちゃんの流れは好き。海坊主の活躍ぷりがカッコいい。

トリハダ 劇場版2(2014年製作の映画)

3.1

前の劇場版に比べると物足りないし似たような展開が多い。大きな音でびびらす演出もちらっとあったしトリハダ五箇条は?て限界を感じた。
ラブホのフロントとの電話のくだりはコントみたいで途中笑ってしまった。
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.8

お化け目線で進む物語。生活音やBGM、長回しの描写が印象的でお化けはシーツを被って目の部分だけをくり抜いた少し変わったデザイン、そして4:3の角を取った画面。
前半は飽きがきそうな展開の遅さだが後半は
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トリハダ 劇場版(2012年製作の映画)

3.9

ホラーでは当たり前の演出やお化けを除いたオムニバスホラー。
主軸のストーリーはほどほどだが、短編ホラーは現実味がありなかなか怖い。
人の携帯を覗く短編は会話が全く無い分端的で良かった。