akinaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ミス・アメリカーナ(2020年製作の映画)

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テイラーのライブを見て、強くて優しくてしなやかで、なんて最強なんだと感動してこの作品を鑑賞。

また大号泣した。
たくさんの努力と傷ついてきた経験、少しずつでも諦めずに前に歩んできたから、あんなにも強
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ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

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曲が素晴らしいのは知ってたけど、こんなにエネルギッシュでとんでもないプロジェクトだったとは。パッションと才能と少しの笑いと、これだけのアーティストたちが集まったら、それはもうよくわからない涙が出てしま>>続きを読む

彼方に(2023年製作の映画)

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アカデミー賞、短編実写映画賞ノミネート作品。
悲惨な事件の後、ライドシェアサービスのドライバーとして日々を過ごす主人公。
悲惨な出来事から、自分の心を守るためなのか、現実から目を背けるためなのか、感情
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

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内容は特に聞かずにお勧めされてたので観てみたけれど、
なんとも絶妙な美しさと残酷さの紙一重感ある作品。

湿地帯の瑞々しく青々とした景色や、主人公・カイヤの描く絵など視覚的な美しさにまず目を惹かれる。
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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とても奇妙で、しかしとても示唆に富んでいた。

衣装がとにかく洗練されていて可愛いし素晴らしく、建築、装飾、美術も美しい。魚眼レンズの映像やモノクロからカラーに変わっていく映像など、とにかく視覚的な華
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グッバイ、ドン・グリーズ!(2022年製作の映画)

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映画館で繰り返し観た予告編になんとなく"スタンド・バイ・ミー"感を感じて、珍しく観てみようかなと思っていた作品だったんですが

変わらない日常と学生生活に少しの居心地の悪さを感じている2人の少年と、突
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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良くも悪くもヴィム・ヴェンダース監督の作品、という感じでしょうか。

淡々と平山の日常を写し、カセットのカーステレオから流れてくる音楽で、ムードや心情、世界観を描く。
東京という街を舞台にしているので
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

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PERFECT DAYSを観ようと思っていたので、パルム・ドール受賞の名作であり、ヴィム・ヴェンダース監督の作品をと、鑑賞。

まず、映像が綺麗。
冒頭の砂漠地帯、荒野を歩く赤いキャップを被ったトラヴ
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ナイン・デイズ(2020年製作の映画)

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1人の人間が亡くなったことで空いた枠に入る魂を選ぶ面接官ウィルと、候補者5人。選別するのは9日間。
5人の選定をしながら、その空いた枠というのが、かつてウィルが選定し生まれたアマンダという女性の自殺に
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HOMECOMING: ビヨンセ・ライブ作品(2019年製作の映画)

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Coachella2018でのBeyoncéのパフォーマンス"HOMECOMING"のステージとその制作過程を追った作品で、当時Coachellaの配信を観たような気がしないでもないのですが、改めて圧>>続きを読む

Renaissance: A Film by Beyoncé(2023年製作の映画)

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Coachellaの"HOMECOMING"を観てから観に行ったのですが、また全然違うエネルギーをくらってしまった

彼女が、この"RENAISSANCE"のツアーはエネルギーの伝達がテーマとも話して
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

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20年経ってもファッキンな人生はファッキンなままだ
映像とファッションはクールなんだけど、
なんせこ汚いんだわ

シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

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どちらかといえばマーベル派なんですが、DCのちょっと抜けた感じというか、アホっぽい感じがあるのは嫌いじゃないです

ナポレオン(2023年製作の映画)

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リドリー・スコット監督とホアキン・フェニックスの組み合わせならば観ておかねば、という気分で鑑賞しにきた

戦闘シーンの壮大さや迫力は劇場鑑賞した方がきっと楽しめるだろう内容だったのと、
ナポレオンがジ
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

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なんだってできるし
みんな自分が人生の主人公なんだ

戦闘シーンのマーベルキャラのところ笑った

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

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ハリポタのプロデューサーが手がけており、完全なるファンタジーのミュージカル作品。
ティム・バートン版がティムバートンすぎるので、それとは全く別物と思って楽しんだ方が良きです。

ウォンカ自身は、チョコ
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終わらない週末(2023年製作の映画)

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急遽休暇をとった家族に起こった終末もので、一瞬"ドント・ルック・アップ"を想起させる。

オープニングが割とクールでどんな内容になるんだ?と思っていたけれど、家族が出掛けたあたりからすでに不穏な空気。
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The Miracle Club(原題)(2023年製作の映画)

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望んだことではなくても
思ってもいなかったことが起こる
もしくは
諦めていたけれど
心の奥底では望んでいたことが起こる
気がつかなかったことに気付ける
それが奇跡
ルルド行ってみたい

レンフィールド(2023年製作の映画)

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ドラキュラと、彼に仕える主人公・レンフィールドの関係性をお手本に、共依存関係の断ち切り方をお見せしていく今作。
ニコラス・ケイジ、ニコラス・ホルト、オークワフィナ、主要な登場人物がみんな真面目にやって
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

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前作、素晴らしかったけど、マルチバースによっていまいち掴みにくい感じがしてなんとなく避けてたけど、こちらはグウェンとマイルスのストーリーがしっかりありつつ、実写のスパイダーマンたち含め他のスパイダーマ>>続きを読む

(2023年製作の映画)

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茶番的な感じも含め戦国版アウトレイジをベースに
(裏切り裏切られ、腹首切り腹首切られ)
笑っていいのかわからない笑いもあり
何が何だか、歴史の知識も浅い凡人には
エンタメとしての高揚感もそこそこな
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カレとカノジョの確率/一目で恋に落ちる確率(2023年製作の映画)

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失うのと手に入らないのはどちらがいい?

その結果になる確率が僅かなものでも
それの積み重ねによって起こる奇跡のような出来事は、それをあなたが選択したからだ
起こった出来事が望まなかった事であってもそ
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

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見た目が可愛かったら
もっとスリムで引き締まっている体型だったら
チヤホヤされてみたい
そんなこと思ったりは、もちろんする

事故で頭を打っただけで、見た目には何も変わっていないのにものすごい思い込み
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

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静かで、色彩も綺麗だし、不思議なことが起こっているのに、そのことを気にも留めず少女たちは言葉を交わし関わり合っていくその愛らしさとか、ファンタジーになりすぎないとか、控えめで優しかった