レントンさんの映画レビュー・感想・評価

レントン

レントン

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七人の侍(1954年製作の映画)

4.1

気迫迫るとはこのことかと思った。
解説本とかも読んでみたい。

東京暮色(1957年製作の映画)

4.0

とても綺麗な女優さん、普遍的な恋の話ではあるが、なんとも寂しい感じが良い。
構図のこだわりはさすが。

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.5

海の表現は流石に綺麗。
アランメンケン最強、オリ曲も担当してるのかな?どれもかなりよかった、、

アリエルについては正直疑問に思いながら見たのだけど、素直に良かった。
ただ、それでも昔のリメイクで設定
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.2

こんなに泣くと思わなかった
あの曲の7/8拍子が頭の中で鳴り止まない!


上原ひろみめっちゃ好きってもわけでもないけど、流石も流石で曲も最高、ライブを見てるのと同じようなフィーリングで拍手したくてた
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アザー・ミュージック(2019年製作の映画)

3.9

伝説的なレコード屋がデジタル化の波の中で閉店を決めるまでのドキュメンタリー。

インストアライブの映像かっこよかった。
あんまり聞いてなかったけどYo La Tengoとかteenage fanclu
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.7

見ようみようと思っていて、ようやく見た。

多分ソフィアコッポラの作品は好きなんだろうなあ

外国の人から見た日本というのもありながら、今見ると懐かしき東京の姿に不思議な気持ちになる。いや、自分はほと
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.6

かなり期待して見に行ったせいもありこのスコア

まず演出等に関して。
最初のシーン、フィルムの質感というのもあるが息を呑むような構図と美しさでそれだけで見に来てよかったと思った。
全体を通して秀逸な構
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.5

まず問題の日本人差別シーンだけど、あまりいい気にはならない。この時代でこれやるかねって思うし、他の表現の仕方も選べたのでは。

けど映画は全体を通して楽しめるものだった、監督のやりたいことやってる感じ
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オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

3.7

何も予定がない時にだらっと見たい映画
流れる車窓のシーンを見てたら海外に少しいた時を思い出し…
美しい森や木々にも心打たれたが、夜の都会に戻ってきた時の風景の移り変わりも染み渡るようだった

寂しさは
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極主夫道 ザ・シネマ(2022年製作の映画)

-

この手のやつ普段は見ないけどたまたま誘われて鑑賞
正直笑えたのはくっきーの所くらいで謎のノリを終始ぶつけられてしんどかった…
ドラマも知らないのに見た自分が悪いけど

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

2.9

自分は割と逆張りなので怒涛の固有名詞に寒気がした笑

非常に多いナレーションといかにもなアーティスト、作家のチョイスがなんとも言えず……どの層をターゲットにしたんだろうか。ceroのrojiとか言われ
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.4

3回目見に行きたい、最高だった、最高でした。
ただ世代的に新劇場版以降なのでここまでスッキリ楽しめてるのかもしれない。
旧劇やアニメシリーズをリアルタイムで追っていたらかなり複雑で、素直に最高!と言え
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ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

2.9

Fear of godが流行ってた時にJerry Lorenzoがこの映画のベンダーの服にインスピレーションを受けたとインタビューで言ってたのを思い出して見てみた。
評価も良いので期待して見たんだけど
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パラダイス 希望(2012年製作の映画)

3.5

「愛」「神」ときて三部作最後の「希望」。
3つの中では1番好みではなかったけど、三部作として見ればかなり高評価な作品たちでした。

くさいことを言うが、患者にhopeを与えるはずの医者が恋によって女の
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パラダイス 神(2012年製作の映画)

3.8

一作目もそうだったけど痛烈です。
宗教の対立を夫婦という形の中でうまく表すとともに、信仰心の行く末を描いた良い作品だと思った。それと同時にそれらは宗教という大きな括りでも、夫婦という個人の括りでも捉え
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パラダイス 愛(2012年製作の映画)

3.6

色んな意味できつい描写も少なくなかったけど、好きな映画だった

ちょっとカウリスマキ的だけどもっと生々しくて、合わない人には合わないと思う。
 
ゆったりとした景色と、定点で撮られる舞台。陽気な夏の太
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ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ(2019年製作の映画)

3.5

A24ぽい映像美だけど、濃い味はしない映画といった感じでした。
監督初作品ということもあってか、なんとも言えない感じでボヤけている感じがするところもあった
ゆったりと進む雰囲気のある感じと寂しげなシー
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ALOYS/アロイス(2016年製作の映画)

3.4

見ながらこれはスッキリするタイプじゃないなって思ってたけど、案の定でした。
本当に狂ったような精神世界に迷い込んでいって、ほとんど妄想と変わりないものが現実と混ざっていく様はなかなか面白いかも。

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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.8

個人的な思い入れがあるカルチャーなので(特に80’s半ばから90’s半ばにかけて)見る前から期待大だった。
登場するnakel smithsはadidasとのコラボシューズを出すようなプロだし、Ola
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荒野にて(2017年製作の映画)

3.6

馬を通じての成長物語かなと思ったら違った。

親と環境に恵まれない男の子のどうしようもない気持ちと、居場所のない孤独が彼の行動を左右する。両親に愛情を注がれない子供は往々にして犯罪を犯しやすいというの
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アメリカの夜(1961年製作の映画)

3.6

映画は数分、数十秒にここまでの時間と労力とお金をかけてるんだなとわかりやすく実感できる。
ある程度なんかないとドキュメンタリーになってしまうので仕方ないけど、途中からの少しドロドロした感じはあまり好き
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レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う(1994年製作の映画)

3.2

連続して見ない方がいい、飽きちゃうので

続編としてはやりすぎ狙いすぎな感じが強くて、なくても良かったかなーと
前作がかなり良くまとまってたし面白くて話も筋がしっかりしてただけにこれはやや退屈
レニン
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大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

4.8

素晴らしい映画だった……

だんだんと歪みが大きくなり、ゆっくり戻れなくなってしまう。
無情の愛を注がれることの無かった少年と、ピュアな心がズタズタになり、誤魔化して、嘘をついて、なんとかやっていく姿
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愛しのタチアナ(1994年製作の映画)

3.9

白黒もすごく良かったカウリスマキ!

全然喋らないし、「愛しの」とまで言っていいのか分からないが、確実に動いている彼らの心と絶妙なショットが最高

マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

3.8

よくこんなの考えるな、という点に高評価
サイコな考えと人間がつい持ってしまう妬みや失望、諦めなどをうまく面白くしていると思う。
まあジョンマルコヴィッチ自体は全然知らないのだけど、それでも面白かったで
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浮き雲(1996年製作の映画)

3.9

当時失業が社会問題になっていたのかはわからないが、話の内容もあって街が寂しく映る
ほとんどドン底でも懸命に生きていて(例の如くこちらの気持ちを煽るようなドラマチックな演出は無いが)、レストランが輝いた
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マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

3.7

話の重たさと、実際にどの程度映画としての演出に含むかのバランスがカウリスマキらしい。
いつもこの監督の作品は曲も絶妙にアンバランスなんだけど、この作品では少女を代弁するかのようだった。
それぞれのシー
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ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)

4.0

社会問題に取り組むのにこの高い芸術性、それは真正面から問題の本質を捉えてないとかそういうことではなく、一つの映画としてカウリスマキとしての向き合い方である。

演技のぎこちなさを含め全体的に不思議な雰
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レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

3.8

カウリスマキのユーモアはどこから生まれてくるのか、、、
シュールだけど声出して笑っちゃうようなところもある。話自体は一般的なロードムービーなんだけど、細切れなサブタイトルと各地での音楽が一定のテンポ感
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罪と罰(1983年製作の映画)

3.7

彼の心の揺れ動きが、言動の不一致や長く映される街のシーンから分かる。
狂っていて全てを諦観しているようだが、自ら動くわけではないのは彼の心の弱さなのか…
他の人のレビューにあった、殺人をしたサイコパス
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