かぴばるさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

かぴばる

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モータルコンバット(2021年製作の映画)

3.8

欧米で大人気の格闘ゲームを原作としたアクション映画。モータル・コンバットの名は日本ではあまり有名ではないが、その理由は、すでに打ち倒した相手に残酷極まりない方法(心臓をえぐり出す、頭を叩き潰す、両腕を>>続きを読む

マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

4.2

小粋なジョークと人生を幸せに生きるための示唆に富んだ素敵な映画。IQは高いがそれ故にすれ違いを多く経験し、対人関係を諦めている主人公が、幸せな人生を求めて悪戦苦闘する話。19歳の天才という、大人と子ど>>続きを読む

パシフィック・リム(2013年製作の映画)

4.1

芦田愛菜だよーっ!

ギレルモ・デル・トロ監督の特撮映画愛が爆発した作品。戦力の逐次投入、必殺技の温存等、ツッコミどころ満載の"特撮あるある"でバトルシーンを盛り上げてくれる。ヘリで吊るしてのロボット
>>続きを読む

クルエラ(2021年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

脚本、演出はもちろん、衣装や音楽などすべてが抜群の出来でまとまった傑作。131分の中に、ファッション業界におけるサクセスストーリー、悪役vs悪役のクライムサスペンス、魅力的なキャラクターの演出、そして>>続きを読む

明日への地図を探して(2020年製作の映画)

3.9

青春タイムリープもの。汚い大人のタイムリープ『パーム・スプリングス』のコメント欄で比較されていたのを見て鑑賞。何気ない一日をRTA的に卒なくこなすタイムリープものの爽快感もあり、前向きになって進めるハ>>続きを読む

ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

4.5

ラブコメの傑作。ライアン・ゴズリング演じる色男が駄目な寝取られ中年を変身させてやり返す"追放モノ"的な話かと思えば、後半30分に爆笑必至のどんでん返しがあり、話の流れは一転。結末まで目が離せない、ハー>>続きを読む

Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆(2019年製作の映画)

3.4

リゼロの正ヒロイン、マジ天使のエミリアたんの過去編。大精霊パックとの契約までの経緯が描かれる。内容的には特段本編を補完できるというほどでもなく、正直薄いが、エミリアたんが推しなら観るべしといったところ>>続きを読む

ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.9

ライアン・ゴズリング演じる顔と頭のキレは良いが酒浸りでやる気のないダメ探偵と、ラッセル・クロウ演じる正義感は強いがちょっとズレた腕っぷし自慢の示談屋によるバディもののクライム・コメディ。非常にテンポよ>>続きを読む

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.5

ノスタルジーを凝縮した結晶のような映画。反抗的な子どもは減り、不良が格好いいという価値観も廃れ、こんな子供時代を送った過去を持つ人はいなくなったかもしれない。私自身、典型的ないい子だったので共感はでき>>続きを読む

ガール・ネクスト・ドア(2004年製作の映画)

3.7

みんながイメージするままの、アメリカの青春映画。ヒロインがAV女優という変わり種ではあるが、主役の男の子が初々しく爽やかなのでスカッとした作品に仕上がっている。女優エリシャの美しいへそが見たい人、定番>>続きを読む

ザ・ハッスル(2019年製作の映画)

3.9

とにかく美しいアン・ハサウェイと、とにかく笑えるレベル・ウィルソンを楽しめるクライム・コメディ。騙し合い自体にはさほどひねりはないが、掛け合いを楽しむ作品だと思えば十分な出来。テンポがとても良いので続>>続きを読む

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.1

はじめはいびつな映画かと思っていたが「成長した子どもと親との衝突」はよく考えれば昔から不変のテーマ。しかしこの切り口は他に類を見ない。知識も経験も、なにごともバランスだよね〜って思う。思った。

パリ、嘘つきな恋(2018年製作の映画)

3.8

「実は歩けるのに車椅子の女性とお近づきになりたくて歩けないフリ」というわりかし最低な部類の嘘をつく主人公。周囲のサポートでヒロインとの距離は近づくが、打ち明ける勇気が出ない。すべてお見通しだったヒロイ>>続きを読む

ノア 約束の舟(2014年製作の映画)

3.5

聖書の一節で有名なノアを描いた……ように見せかけた謎のアクション映画。スケールが大きい世界観の割にバトルは地味で、魔物のデザインも洗練されていない。主人公のノアは、神の啓示と人としての意思に挟まれ苦悩>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

4.2

主演のアダム・ドライバーが演技派であることがよくわかる一作。スター・ウォーズの激情もよかったが、静かな詩人も演じられる。日常の些細な幸せを拾い上げることができる主人公パターソン。目指すべき人生像のひと>>続きを読む

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.6

ジャック・ブラックは最高。不器用だが優しく、アツい男を演らせたら天下一品。明日を生きるための力が湧いてくる素晴らしい作品。

新しい人生のはじめかた(2008年製作の映画)

3.8

主演ダスティン・ホフマン、主演女優エマ・トンプソンというすきのない布陣。ふたりとも演技が抜群に上手い。短くない人生を送り、過去に様々な後悔もあるふたりが出会う、壮年のラブロマンス。いつからだって新しい>>続きを読む

モンスターハンター(2019年製作の映画)

3.6

大人気ゲーム、待望の実写化。期待はせずに観に行ったので、期待以上には楽しめた。特にディアブロス戦はサメ映画好きにはおすすめできる。また、バイオハザードの監督だけあり、前半ネルスキュラのホラーシーンの迫>>続きを読む

インターンシップ(2013年製作の映画)

4.0

安定した面白さのビジネス・コメディ。リストラされたビジネスマンの中年ふたりが、Googleのインターンシップとしてやり直しの快進撃を魅せる。Googleのいけすかなさ、中年のどうしようもなさがどちらも>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.3

日本にもキューバサンドブームを巻き起こした名作。才能はあるが頑固で時代遅れなシェフである主人公が、息子や友人たちの手を借りてやり直す再生の物語。元フレンチのシェフであるという設定どおり、料理シーンの美>>続きを読む

変態小説家(2012年製作の映画)

3.9

鬼才のコメディ俳優、サイモン・ペッグを全身で堪能できる一作。前半の一人芝居はクセが強く正直面食らったが、彼が過去と向き合い始めてからはにわかに物語が加速。精神分析的アプローチも面白く目の話せない展開と>>続きを読む

テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

4.3

文学が題材だと教養のない人お断りかと思われがちだが、主演のアダム・ドライバーの輝く笑顔とロケ地スペイン内陸部の魂が引き寄せられるような荒野の風景だけで十二分に楽しめる。夢と現実の交差する畳み掛けるよう>>続きを読む

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.0

ジム・キャリー主演作ではいちばん好き。元気になる映画系ランキングでは必ず上位にいる名作。まぁこんなにうまくはいかないんだが、やる気が出てしまう手腕は見事。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.7

堂々の完結。大人になることをけしかけてくるような内容には賛否あるようだが、丁寧に描かれているため『ドラクエ ユアストーリー』のような不快感はまるでない。いくつになっても男心をくすぐるキャラ造形とネーミ>>続きを読む

ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.7

内気な女子高生と中年殺人鬼による、ハリウッド版『君の名は』。「入れ替わりあるある」のような展開ではあるが、観客の求めているものを見せてくれる安定した作品。きっちり面白い。

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

4.0

怠惰な大人のためのタイムループ。ガツガツしたタイムループに疲れたときにおすすめ。

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