『トップガン マーヴェリック』の評判があまりにも良いので、観に行く前に予習として鑑賞。
唸る機体!軋む筋肉!輝く才能!弾ける笑顔!マブい女!って感じの陽キャ映画みたいな前半は、少し私には眩しすぎ>>続きを読む
本当に、本当に酷い出来だった実写版『鋼の錬金術師』、その驚異の2作目。もともと3部作の予定だったのかは知らないが、1作目で滑ったはずなのにちゃんとやり切るところは褒めてあげたい。
前作も一緒に観>>続きを読む
ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』を観て、いてもたったもいられなくなり鑑賞。わざわざこのアプリで映画に点数をつけているような人には誰しも"最高の1本"があると思うんですけれど、私はやっぱりこれです。初鑑>>続きを読む
またダニエル変な役やってるよ、とネットで話題になっていた一作。残念ながらちょうど公開がコロナの初動と被り、地元では延期の末に公開中止となってしまっていたので、アマプラにきてやっと鑑賞。
追い詰め>>続きを読む
『オビ=ワン・ケノービ』配信の報でついにDisney+に加入してしまったので、ついでの1作。レビュー書こうとして知ったんですけど、この年(2020年)、ディズニー制作のこのムーランと同時期に中国でパ>>続きを読む
あれは何年前だったか、その頃仲の良かったヲタクの友人に、今この作品にガチ恋してるんよ、と紹介されたのが『五等分の花嫁』。当時の私はアニメは観る習慣がなく「好きな作品?谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』ですかね>>続きを読む
映画史に残る鬼教官が観たくて、やっとこさの鑑賞。ところが、前半のブートキャンプ編と後半の戦争編でほとんど2パートに別れた作品だとは知らず、え!ここで!?となってしまった。これあれだね、FE風花雪月だ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
いったい私は何を見せられているんだ、ウルトラマン。
総監督庵野秀明と、監督樋口真嗣のウルトラマンへの愛をこれでもかと詰め込んだ逸品。もうやりたいこと全部やりやがったなこのやろうという印象(もちろ>>続きを読む
想像力の枠を超えた究極の狂気が体感できる、エンターテインメント超大作。
とにかく期待以上。もはや個人で想像・創作できる域を超えたマルチバースの世界観を、過去1の技術で映像化。目まぐるしいスピード>>続きを読む
予期せぬ余命半年を宣告された大学教授がより良く生きる話。
まず、主人公リチャードを演じるジョニー・デップの演技がとても良い。ジョニー・デップは何をやらせてもジョニー・デップだなと思うことがあるが>>続きを読む
斬新な設定で繰り広げられるクローズド・サークルもの。
ベストセラーのミステリー作品を外部に流出させず翻訳するため、洋館の地下室に9人の翻訳家が軟禁状態にされる。しかし厳重に管理されたはずの原稿が>>続きを読む
筋書きはどこかで観たことがあるものの、見たいものが見られる点で高評価。
一般人に身をやつしているが、過去は凄腕のエージェントで……みたいな主人公、なんだっけこれと思ったが『ジョン・ウィック』。壮>>続きを読む
なんやこれ、なにを見せられてるんやというのが前半の印象。文化的に馴染みがないのもあるのか、アダム・ドライバー演じる主人公ヘンリーのスタンダップ・コメディというのが意味不明。それ以外の部分に関してもな>>続きを読む
いいたいことは色々あるものの面白いことには違いのない作品。
全5部作のうち3作目ということで、新参者には厳しく、ストーリー的にも中だるみが懸念される難しいところ。しかし、最初から最後までしっかり>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
奇才ギレルモ・デル・トロが挑む、初の超自然的要素無しのサイコスリラー作品。
界隈では「ノワール的」と表現される、重苦しく不穏で、息の詰まるような空気感が終始漂う映画であるが、それでいて150分と>>続きを読む
スパイダーマンのいちヴィランが主人公となる、『ヴェノム』に似た系譜のスーパー・ヴィラン映画。
画面は全体的にダークで、アクションシーンもホラーテイスト。脚本はいささか見覚えのある「事故で主人公が>>続きを読む
豪華スター共演による元気になれる恋愛群像劇。
失恋した女性ふたりが、気分転換も兼ねた長期バケーションでロンドン郊外の片田舎とロサンゼルスの豪邸という互いの家を交換したことから始まるラブコメディ。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ゴッサムシティの治安悪すぎる。
なんてことが言われて30年以上愛され続けているバットマンの全く新しいリブート作品。昨今の大スーパーヒーロー時代にいったいどんな形で新規性を届けるのかと思ったら、な>>続きを読む
主演ピーター・ディンクレイジの評価爆上がりミュージカル。
同名の「シラノ・ド・ベルジュラック」という戯曲を元にした舞台が原作。容姿に自信がないが文才と剣術の才に恵まれた騎士シラノの恋愛を描く。ち>>続きを読む
ミステリの女王アガサ・クリスティ『ナイルに死す』のリブート作品。
閉ざされた空間で次々と殺人事件が起こる。犯人はこの中にいる!という、クローズドサークルものの原点。今でこそ擦られまくっているので>>続きを読む
アメリカン・ストーカーラブコメ。カフェ店員の女性に恋をする売れない小説家の主人公が、ひょんなことから知った彼女の名前を手がかりにSNSで情報収集し、理想の男性を演じて接近するお話。
やっているこ>>続きを読む
また邦題で損してる系恋愛映画。
ナンパでキャッチーな作品かと思いきや、現地版ポスターから受ける印象通りのおしゃれな映画。小気味よく繰り出される会話劇のユーモアが心地よい。
ユダヤ系ニューヨー>>続きを読む
アカデミー賞短編アニメ映画賞はじめ、様々な賞を受賞している名作。ナレーション有りのバージョンと無いバージョンがあるらしいが、今回は無しで鑑賞。
12分という短い尺の中で、深読みさせてくる幻想的で>>続きを読む
和製ファンタジーの女王、上橋菜穂子原作をジブリ作品の作画監督が長編アニメ化した骨太作品。
未鑑賞の方のために言っておくと、前情報をさらっと予習しておかないと序盤で置いていかれる危険性がある。冒頭>>続きを読む
いわゆる「61年版」は未鑑賞。「ロミジュリ」のオマージュで作られた舞台が原作、程度の知識で鑑賞。
恐竜も鮫も闘う考古学者も撮れる天才スピルバーグがミュージカルを撮るとどうなるのか。ミュージカルに>>続きを読む
『ナイトメア・アリー』が来る前に、ギレルモ・デル・トロ監督の予習として。
まずもって主演の女の子がとても良い。こんなにも妖精に誑かされそうな雰囲気の少女はなかなかいない。
しかし序盤、これは>>続きを読む
愛を信じられない家族の再生の物語……みたいなふれこみではあるが、結構みんな信じてる。それがいい。
まず、登場人物の大半が作家か作家志望という設定だけあり、セリフ回しがとても良い。軽妙洒脱で、洋画>>続きを読む
終始圧巻の"動く絵画"
ウェス・アンダーソン監督作品は2作目。『グランド・ブダペストホテル』を観たときはとんでもない映画だと興奮したものだが、監督名は意識していなかった。本作は端から期待大で鑑賞>>続きを読む
劇場でも観たが、『ノーウェイホーム』前に復習。やっぱりトムホスパイダーマンは良い。
コメディタッチで随分とこれまでのスパイダーマンとは違った描き方をされており、ガキ臭いなんて言われているのもまぁ>>続きを読む
リドリー・スコット✕アダム・ドライバー、半年も空けずに2本目。ふたりとも仕事しすぎじゃないですか???
まず目を引くのは、パトリツィアを演じるレディ・ガガの迫真の演技。女優としてのガガは観たこと>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
新年初映画。だったが、結末が受け入れられずレビューの投稿まで2週間を要してしまった。
本作はトムホスパイダーマン、いわゆる"ホームシリーズ"の3作目。だがそれと同時に、これまでのスパイダーマンの>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
大大大好き純愛ビーム!!!
本編未登場のサブキャラクターを主役に据えて、この盛上がりは本当に凄い。「将来を誓うも交通事故で死んだ幼馴染に呪われた」みたいなみんな大好きな過去を持つキャラクターがサ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ぶっとびスパイアクション映画『キングスマン』シリーズの前日譚。
前2作から雰囲気はかなり変わり、作風は若干シリアスに。渋みあるレイフ・ファインズの紳士な演技がとても良い。
戦争映画としての側>>続きを読む
アメリカ全開の青春コメディ。ひとつ前の作品の感想で「学生のラブコメを描かせるなら日本」などと述べてしまったが、洋画でも描ける描ける。これだよこれ。ただ、日本の作品よりもかなり下品になるけど。
そ>>続きを読む
大人のラブコメディ。学生のラブコメは日本の作品に軍配が上がるが、大人のラブコメはアメリカに限る。はっちゃけ感、爽快感がいい。みんな大好きなラストシーン、子どもたちと夜を駆ける場面とかなかなかやれない>>続きを読む
ヴァイオレットチャン!!!!
派手な設定やシーンなどどこにもない作品で、脚本と美術だけでよくもまあこれだけ魅せたものだと感心。思いつく限りのエモ挙動が詰め込まれており、10分おきに泣かせにくる>>続きを読む