ピョンちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 33ページ目

ピョンちゃん

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ヘンリー・フール(1997年製作の映画)

3.0

ハル・ハートリー作品

『ヘンリー・フール』3部作の1作目だそうです。なので一気に行きます笑。というか『シンプルメン』同様全く楽しめなかった。登場人物の誰にも共感できないしこの話いつになったらおもしろ
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シンプルメン(1992年製作の映画)

3.0

ハル・ハートリー作品

ダンスシーンが鮮烈に印象に残る。

少し前にミニシアターでJAIHOの宣伝でよく流れていたのであーこれだったのか!ってなった。

ただそれ以外の部分が全く頭に入ってこない笑
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トラスト・ミー(1990年製作の映画)

3.5

ハル・ハートリーの作品が今月末までの配信みたいなのでいくつか観ました。初鑑賞です。

オフビートという言葉がピッタリな映画だと思いました。クセ強めのキャラがおかしな行動をして入り乱れて、淡々としている
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.5


!! 大 満 足 !!

なんてよくできた映画なんだろう。お見事!としか言いようがない...。

ディズニー映画でこれほどまでに心動かされたのは初めて...。

美しい映像とエモーショナルなストーリ
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カールじいさんのデート(2023年製作の映画)

3.5

『マイ・エレメント』を観に来たはずなのになんか違うの始まった。

おじいさんとしゃべる犬のお話?

なにこれ?と思ってるうちに終わっちゃった。

前説的なやつかな?まあディズニーのこういう遊び心はあり
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ズーム/見えない参加者(2020年製作の映画)

3.5

『ブギーマン』のロブ・サヴェッジ監督デビュー作。

コロナ禍を逆手に取ったアイデア一発勝負に心意気を感じます。ちゃんと怖いしおもしろい。この独創性には拍手を送りたいです。

ブギーマン(2023年製作の映画)

3.5

これまで変化球で勝負してきたロブ・サヴェッジがアメリカン王道ホラーにチャレンジした一作。本格派としてストレートも投げられることを証明した形になりました。

キング原作なんで家族愛であったり喪失からいか
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ミンナのウタ(2023年製作の映画)

3.5

噂どおり近年の村シリーズに比べたら全然よかった。恐怖演出にキレがあった。見えそうで見えない、聞こえそうで聞こえないから恐怖が引き立つんですよね。

さなのママの言動がリピートされるシーンが好き。あれは
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ふたりのマエストロ(2022年製作の映画)

3.5

クラシックな世界を題材にしたフランス映画といえば今年『テノール』という良作があったのでこれも期待したのですが、正直まあ普通...若干微妙かなといった印象です。

「間違いでしたごめんなさい」と謝れば一
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ある貴婦人の肖像(1996年製作の映画)

3.5

勝手にヴィゴ祭り

ニコール・キッドマンvsジョン・マルコビッチの情念渦巻く文芸ドラマ。あまり興味を持てないお話だったけれどジェーン・カンピオンらしい息が詰まるような緊張感はあったかな。

ヴィゴは.
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13人の命(2022年製作の映画)

4.0

勝手にヴィゴ祭り

アマゾンが本気出した一作。やればできる。量は要らないので質に注力してほしい。監督ロン・ハワードだから間違いがない。ヴィゴさんやコリン・ファレルが出てますがみな仕事人に徹していて渋い
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ギリシャに消えた嘘(2014年製作の映画)

3.5

勝手にヴィゴ祭り

クラシックな装いのヴィゴさんが実にダンディー。そういえば最新作のロケ地はギリシャだった。原作パトリシア・ハイスミスなので因果な心理サスペンスを堪能できました。

涙するまで、生きる(2014年製作の映画)

4.0

勝手にヴィゴ祭り

『グリーンブック』にプロットが似ている。ヴィゴは元々こういう役を演じていたのか。アラビア語とフランス語を普通に喋っていてすごい。この知性の高さはクローネンバーグが盟友として認めるの
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刑事ジョン・ブック/目撃者(1985年製作の映画)

3.5

勝手にヴィゴ祭り

フィルモグラフィーを見る限りヴィゴさんのデビュー作のもよう。確かセリフはなかったけれどしっかり認識できました。アーミッシュの世界を擬似体験できる貴重な映画でした。

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

勝手にヴィゴ祭り

ヴィゴはこの作品でオスカーもらってもよかったかもしれない。ホワイトセイバーと言われればそれまでなんだけど実話だし素直に感動する。いい映画でした。スパイク・リーはまだ根に持ってるかな
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イースタン・プロミス(2007年製作の映画)

4.0

泣く子も黙るロシアン・マフィアの世界。いわゆるボディ・ホラーではないクローネンバーグの一作。これすごく好きです。話がわかりやすいしヒネリもあってめっちゃおもしろい。キャラが魅力的でヴィゴはどこからどう>>続きを読む

マップ・トゥ・ザ・スターズ(2014年製作の映画)

3.5

マップ・トゥ・ザ・スターズって...

そういうことか!

てなる映画。

後は忘れた笑

出てくるセレブやら子役やらがリアリティありすぎて一体誰をモデルにしているんだろうとそこばかり気になった。

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

3.5

臓物とアート...。

人類の進化...。

ムズイわ笑

必死に食らいつこうとしたけれど何度も意識飛びそうになったな。大学で偉い人の講義聴いてるみたいだった。ビジュアル的にはこれぞクローネンバーグ!
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シャーク・ド・フランス(2022年製作の映画)

3.5

記念すべきフランス初のサメ映画。よくも悪くもユルい。気の抜けたシャンパンみたい。恐怖映画の体裁を取っていてシリアスであるもののB級さチープさもあってなんだかはっきりしない印象。いっそ笑いに振り切った方>>続きを読む

アウシュヴィッツの生還者(2021年製作の映画)

4.0

収容所から生還したボクサーの衝撃の実話。生きるために勝つことと同朋を犠牲にして生きることのジレンマはいかばかりだろうか。想像するだけで胸が苦しくなる。ナチスの悪魔の所業から目を背けてはいけない。彼の人>>続きを読む

クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男(2019年製作の映画)

4.0

クエンティン・タランティーノとは?に迫るドキュメンタリー。時系列順に関係者へのインタビューメインで進む親切設計。本人は出てきません。みんな実に楽しそうに語る。撮影現場の雰囲気が伝わってくるようだった。>>続きを読む

レッド・スネイク(2019年製作の映画)

3.5

同じ女性だけの戦闘部隊を描いた『バハールの涙』と異なりこちらはアクション主体。爽快感ありました。女性だけの部隊ってカッコいいんですよね。能天気な感想ですみません。グレネードランチャーのことをスヌーピー>>続きを読む

バハールの涙(2018年製作の映画)

4.0

我らがゴルシフテ・ファラハニがクルド人女性戦闘部隊の隊長となってISと戦うお話。『タイラー・レイク2』のようなゴリゴリのアクションはありませんのでそこを期待してはいけません。ISに家族を奪われ奴隷とな>>続きを読む

タイラー・レイク 命の奪還2(2022年製作の映画)

3.5

長回しアクションの最高峰でしょうか。長回しアクションといえば俺たちだ!と言わんばかりに相当気合い入っていることがよくわかります。これからも創意工夫で誰も観たことのない長回しアクションにチャレンジしてほ>>続きを読む

タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.5

少し前に観た。

長回しのアクションに力入れてるなと思った。

お話はまあこんなもんかなという印象。

2に続きます。

フリードキン・アンカット(2018年製作の映画)

4.0

フリードキンが並々ならぬエネルギー、知性、情熱を持つ人物であったことがよくわかるドキュメンタリー。

今お気に入りの映画作家にデイミアン・チャゼルを上げていたのは何となくわかる気がする。自分と同じにお
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BUG/バグ(2007年製作の映画)

4.0

フリードキン追悼

え、えらいもん見てもうたでぇ...。

モーテルの一室で妄想と狂気が暴走する!

尋常じゃないヤバさ。アシュレイ・ジャッドとマイケル・シャノンによる限界を突破したかのような演技。ラ
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インスペクション ここで生きる(2022年製作の映画)

4.0

A24で黒人ゲイが主人公とくれば『ムーンライト』を思い出す。あれは生涯忘れないであろう大好きな作品。今作もそこに連なることになった。A24だけあって差別や苦難を乗り越えて最後はみんなハッピー!みたいな>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

5.0


!! 1 0 0 点 満 点 !!

めったなことでは出しませんよ!!!

爆笑と感涙の"ヒーローズ・ジャーニー"。

本能レベルで心の琴線に触れてくる〜!

マーゴが涙を流す度にこちらもワナワナと
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ダークレイン(2015年製作の映画)

3.0

これは一体何のメタファーなんだろう。

どんな風刺が込められているんだろう。

60年代学生運動の振り返りと社会的影響の考察...?

わかんね笑

トチ狂ったワンアイデアで押し通す気概は買います。

イビルアイ(2022年製作の映画)

3.5

のっけからいかにもなホラータッチでグイグイくるな〜作風変えてきたか。

話が結構複雑で何が何だかわからない。
誰が誰だかわからない。
どっちがナラでどっちがルナなのか最後までわからない!

まあヒネリ
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さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

4.5

初鑑賞。想像していた何倍もすごい映画だった。これを超える中国映画ってあるんだろうか。あり体に言えば"映画の神"が宿っている。画面の隅々から特別な何かを感じた。動乱の時代、巨大な渦の前では一人の人間など>>続きを読む

ワールド・オブ・ライズ(2008年製作の映画)

3.5

勝手にラッセル祭り

『3時10分、決断のとき』の製作が2007年で今作は2008年。ラッセルさんはでっぷりと太っているが老獪で食えないCIA職員という役柄上の理由だったと思われる。果たして太ったラッ
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3時10分、決断のとき(2007年製作の映画)

4.0

勝手にラッセル祭り

ジェームズ・マンゴールドの才気が炸裂した西部劇の傑作。

"敵同士でありながら根っこの部分では互いに共鳴し合う"という関係性が大好物なので今作はその最たるものだった。複雑なキャラ
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.5

勝手にゴズりん祭り

アームストロング船長って自分の中でおっちゃんのイメージだったのでゴズりんが演じるには若すぎなのではと思ってましたが船長は月面着陸時38歳だったらしくゴズりんの実年齢と合ってました
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ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

4.0

勝手にゴズりん&ラッセル祭り

70年代のLAを舞台に探偵と示談屋のコンビが巨悪に挑む痛快アクションエンタメ。『リーサル・ウェポン』などの脚本で知られるシェーン・ブラックはバディムービーの名手なのでお
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