このレビューはネタバレを含みます
人生で初めて『ゲゲゲの鬼太郎』に触れたのだが滅茶滅茶面白かった。戦争から帰還し血液銀行で働く主人公・水木、幽霊族から横暴に血液を搾取する龍賀一族(と哭倉村の村民)、弱者からの搾取の上に成り立つ戦後〜高>>続きを読む
『PRODUCE 101 JAPAN』を通して2019年に結成されたJO1、デビューから2021年に開催された初の有観客ライブまでの道程を追いかけたドキュメンタリー。デビューしてまもなくコロナが流行っ>>続きを読む
K-POP最大手事務所であるSMエンタテインメント(東方神起/少女時代/EXO/Red Velvetなど多数人気グループを輩出)所属のガールズグループ・aespaの初のワールドツアーを捉えたライブ映画>>続きを読む
『ハンガー・ゲーム』シリーズ(特に1作目)はあまりに過小評価されすぎているシリーズだと思っているので、本作も期待を込めて観たのだがそれを大きく下回ってきて残念、そもそも”ハンガー・ゲーム”が成立した経>>続きを読む
愛しきギヨーム・ブラック、愛しきヴァンサン・マケーニュ、どこまでも冴えないがどうにも憎めない。ただ食べかけのクッキーを他人にあげるな、飲酒運転するな、人の携帯で勝手にメール返信するな!『女っ気なし』の>>続きを読む
聖母像を削ってディルドにするというキリスト教徒でなくてもドン引きするような行いを平然とやってのけるベネデッタ、彼女が信仰の力を使って男性社会/教会権力に中指を立てる様は何とも痛快だった、131分間ずっ>>続きを読む
全編を通してそこはかとなく漂う不安/恐怖、そんな中で孤独や痛みと向き合うことで誤解が時代を超越して奇跡的な融解を果たす様には深く深く感動した、あまりに美しい瞬間だった。孤独や喪失と向き合うことで齎され>>続きを読む
菅原文太、一言言葉を発するだけでその場の空気をいとも容易く掌握してしまう圧/凄みがある。「実録路線」と云われているだけあるズームを多用したドキュメンタリーチックなカメラが面白い。
合唱部部長の中学3年生男子(聡実)と、彼に歌を教わりたいヤクザの若頭補佐(狂児)、二人の青春が交錯する様にはブロマンスを超えてボーイズラズの香りすら仄かに感じた。思春期/変声期真っ只中の聡実が狂児に捧>>続きを読む
後輩に激推しされてアニメシリーズを一気見した『ハイキュー!!』、アニメシリーズでは幾度となくボロ泣きしたので、その続きを描いた本作でも同じくボロ泣きするつもりで劇場に足を運んだのだが、特に感情が昂るこ>>続きを読む
日本で言うところの「こっくりさん」のような降霊術を題材にしたホラー作品。霊の憑依によってトリップできる、という降霊をドラッグに準えた設定は面白かったし、SNSやメンタルヘルスなど現代的なテーマが内包さ>>続きを読む
ピエール・エテックス作品がいつの間にかU-NEXTで配信されていた。
恋人に振られた男が手紙を書こうとして一人でずっとドタバタしているだけの短編作品、ずっと面白い。時折挿入されるあり得ないSEがツボ。
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主演二人が兎に角渋くて格好良い、ギャングのボスを相手に詐欺を働く動機が金ではなく師匠/友人の弔いだというのも心をくすぐる。因みに普通に騙された。
「フォードvsフェラーリ」というよりも「フォードvsフォード」といった側面の方が大きくすら感じてしまうほどレースへの理解に乏しいフォード上層部の無能っぷり/傍若無人ぶりに苛立ちが募る。ル・マン24時間>>続きを読む
「司法」の名の下に生活の極めて私的な部分が一方的に暴かれてゆく「裁判」というイベントの暴力性に辟易とした。そしてそんな乱暴な審理を経てもなお「真実」が明らかになる訳ではなく参審員の主観により相対的な判>>続きを読む
前作同様リッチな映像は観応え充分ではあるが、展開の歯切れの悪さもまた相変わらずであった、原作未読なので何とも言えないが恐らく滅茶滅茶省略されているのだと思う。一歩間違えれば途端に荒唐無稽になってしまい>>続きを読む
母に激推しされて観た。かの有名な身体を重ねてろくろを回すシーン、この作品だったのか…。とんでもなく辛く哀しい展開の中、ウーピー・ゴールドバーグの剽軽なキャラクターが中和剤として機能していて良かった、素>>続きを読む
ス・ノーマンめっちゃ怖かった、ああいう人当たりが異常に良い悪人って居るよな…。「おバカなのに何か不気味」なヘンダーランドはこれぞクレしんの真骨頂といった感じで楽しかった、ラストの追いかけっこは最高。
ありがちな大仰な演出はなく、気付いたら移動しているかのようなタイムスリップの描写がとても好きだった、あまりにビターな結末は普通に引き摺った。
生物としては本来相容れることの無いきつねと猟犬、友情と宿命の狭間でいつまでも同じ関係性のままでは居られないことを悟ってゆく二匹の表情が何とも切ない。ラストカットの哀愁…。
ベイマックスの愛くるしさにやられた、抱きしめたすぎる。冒頭の展開やヴィランの正体などなかなかショッキングな部分もあるが、ディズニーらしくハートフルなラストに着地するところは好感。Fall Out Bo>>続きを読む
多種多様な動物たちが人間のように暮らす”ズートピア”は、誰もが何にでもなれるユートピア…ではなく、差別と偏見が蔓延したディストピア(は言い過ぎかもしれないが)、そんな世界の中で、偏見と闘いながら自己の>>続きを読む
「恋の定義」について4人の男女がただ只管に語り合う新感覚恋愛映画、冒頭主人公が落ちていた他人のノートに勝手に赤入れしてしまうところでドン引きしてしまったし、「恋の定義」については正直最後まで興味関心を>>続きを読む
純度100%の温かさ/優しさにかなりジンときた、まさかトトロで泣くとは思わなかった。美しい日本の原風景や人々の営みのなかに描かれるファンタジー、これまた浪漫でしかなかった。
海外に行ったらネトフリでジブリ作品が配信されていたので、未見作品を。何気にちゃんと観るのは初めてだった本作、夢と浪漫が詰まった冒険活劇、良かった。飛行機内で観たのだが、“天空の城ラピュタ”を”天空”で>>続きを読む
衝動的に教師の林檎に毒を注入してしまうような危うさを持つ天才科学者・オッペンハイマー、彼が如何にして原爆を開発し、如何にして苦悩し、如何にして転落したかを描いた伝記モノ。トリニティ実験のシークエンスは>>続きを読む
とにかく温かく優しく真っ当な映画だった。偏屈で嫌われ者の教師、自己防衛の術が反発/非行しか知らない少年、息子を亡くし傷心中の食堂マネージャーの三人、クリスマス休暇に学校に取り残された彼等が疑似家族的な>>続きを読む
24年振りに再会した初恋の幼馴染、陽気に回転するメリーゴーラウンドを背に、もう大人になってしまったこと(=もうあの頃の関係には戻れないこと/進んだ時間は取り戻せないこと)を認め合うシーンの切なさよ…。>>続きを読む
パニック障害/PMSに苦しむ二人の男女、近すぎず遠すぎずの距離感で互いをケアしながら日々を生きてゆく二人の関係性の尊さ/温かさよ。悪い人が一人も居ない優しい世界、二人の日常をヒキで見つめるカメラが、二>>続きを読む
火/水/土/風のエレメントが共に暮らす世界、ピクサーらしいファンタジックな設定には胸が躍るし、それぞれのエレメントの特性を活かした描写の数々もとても面白かった(“風”を活かした”ガス”ケットボール、”>>続きを読む
何となく観るタイミングを逃しつづけたところでのIMAXリバイバル上映、とても助かる。重厚かつ無二の世界観を構築する美術/音楽/映像はハイクオリティで観応え充分だった、ストーリーはまあ普通。
前作同様二転三転する脚本が面白かった、全編画面上で展開されるというかなりの縛りプレイの中、割と無理矢理感無く演出し切れていると思う。すべてが記録されるデジタル社会、恐ろしすぎる。
『ドロステのはてでぼくら』の基になったという短編。本作も充分面白いが、『ドロステ〜』が如何に巧く肉付けされた作品だったのかを実感。
制作過程を想像するだけで気が遠くなりそうだが、滅茶滅茶良く出来てるし面白い。演劇特有の説明台詞はそこそこ気になったし、”映画”と”演劇”の差異について改めて思わせられた部分もあるが、純粋な脚本の面白さ>>続きを読む
2分間のタイムループに取り残されるって相当な緊急事態の筈だが皆んながみんな呑気にふざけ倒していて意味が分からなかった、そこのテンションのギャップが最後まで埋まることなく置いてけぼりにされてしまった感覚>>続きを読む
それぞれの事情により心に闇/痛みを抱えた夫婦と少女、ひと夏のあたたかな交流を通して互いに救済されてゆく過程に胸と目頭が熱くなった。ただ本作ではコットを取り囲む問題の根本的な解決には至っていないのが辛い>>続きを読む