これもディズニーが作ったロビン・フッド映画の一本(但しこれだけテレビ放送用、かつ一番新しい)で、背後にエロール・フリン版ロビンをめぐる逸話を散りばめた『ロケッティア』を含めると4本目。ロビン・フッドの>>続きを読む
1952年の邦題が『ロビン・フッド』のやつと重複してますよ。
お、直った。と思ったらあっちに書いてた感想が消えたので貼り直し。
K・アナキン監督『ロビン・フッド』(52)。ディズニーが英国で作った>>続きを読む
これを見て、中世映画研究者の苦労を皆さんにも知ってほしい。いや、見なくていいけど。ってかそんな研究者、ほかにいないけど。
あの〜、これは〜、『もののけ姫』でよかったんじゃあ、ありませんか? 同時期にンゲリオンのファンの方々に貶されてた。あと〜、とりあえず、終わってから皆んなで拍手、とかいうのは〜、TVシリーズ見てないのか>>続きを読む
D・ホール/C・L・エストラーダ『ラーヤと龍の王国』(21)。オークワフィナの声と演技ありきの映画で、主役のはずのK・M・トランがちと霞んだ。ドラゴンと言いながら、これはアジア圏の龍。畏敬の対象であり>>続きを読む
黒沢清『地獄の警備員』(92)。松重豊演じる高層ビルの警備員が一人で食事をするのを邪魔されてブチ切れ、社員を皆殺しにする(ちょっと嘘)。
よくよく考えると、深夜に警備員と12課の面々と人事部長(課長>>続きを読む
D・ロウリー『A GHOST STORY ゴースト・ストーリー』。ギレルモ・デルトロが絶賛し、日本でも何だか評価されていると思しき(なるほど蓮實が絶賛してるせいか)この映画だが、仏『カイエ・デュ・シネ>>続きを読む
西川美和『すばらしき世界』(21)。「無垢」な道化として殺人犯を提示し、これを演じる役所を全肯定する「手付き」に辟易。「暴力」を母子関係の構築失敗がもたらす結果と位置付け、「障碍」を神聖視する。役所は>>続きを読む
ラヴクラフトの映画化としては「この世にありえない色」を再現できるはずもなく、失敗している(できてたらすごい映画になっただろう)。名前を聞いただけで目に浮かぶニコラス・ケイジの演技は、原作を知らない人に>>続きを読む
三度地球が滅ぶといっても、三本の短編それぞれが独立した物語をかたち作るオムニバス。いずれもキリスト教的世界観を色濃く反映する何らかの原典に対するパロディ。そのせいもあって、コメディ仕立てだが、SFショ>>続きを読む
内戦状態にある南スーダン共和国から命からがら逃げ出しロンドン迄たどり着いたカップル。難民申請の後、一軒の公共住宅を割り当てられ住み始めるが、男の方がその家(原題はHis House)の壁から発せられる>>続きを読む
これも「父と娘」の話。とても悲しい。大傑作『ソウル・ステーション・パンデミック』と併せて観よう。
リチャード・ダイアー:『ギルダ』におけるリタ・ヘイワース―カリスマを通しての抵抗
生に対するシニシズムと男性的でノーマルなものとされているものの権威が脅かされることへの不安、それがフィルム・ノワー>>続きを読む
ハンフリー・ボガート:俺は君がタバコを吸わないってことをいつも忘れてしまうんだ。エヴァ・ガードナー:私はタバコを吸わないグラマーな娘なのよ。サーカスに入れられるわね…あらゆる奇妙な人たちと一緒に。ボガ>>続きを読む
宇宙人が地下に住むってのは『宇宙戦争』の設定をアレンジしたような感じか。『スペースインベーダー』とかもそうだっけ。ともかく格差社会の視覚化としては珍しく上下をひっくり返してある。第二次対戦時の対独レジ>>続きを読む
アームストロングの優勝する瞬間、3年連続でシャンゼリゼ通りに行って直接見たんだけど、全部なかったことになりましたとさ。とほほ。